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語源で英単語を学ぶ方法

著者情報
【著者:鈴木一世(イッセー)】

現役大学教員・カウンセラー。
  専門の「第二言語習得理論」と「心理学」に基づき、氷河期世代・非正規雇用・転職に関わるリスキリング戦略をデータで解説。挫折しそうな人のための、脳と心の攻略ガイド。  

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 質問です。次の?に入る単語はなんでしょう。

 そうです。manです。そうなると、ここに出ている単語は、すべて「人」に関係するだろうと思うのですが、mantis(カマキリ)がなぜ、ここに入っているのでしょうか?

 英単語には、語源というものがあります。単語の大もとの意味です。カタカナ語になっている英単語にも語源があります。覚えやすい方がよいと思いますので、ここでは、マニュアルというカタカナ語を取り上げます。

 マニュアルはmanualとつづります。manual=man+ ual。manは「人」ですから、「人が〇〇する」ということに関する英単語「人の様子」に関する単語にはman-が付いていることが多いです。manualは「手動の」「取扱説明書マニュアル)」です。

 「手動の」ということで、手や指先を意味する単語もありますm。manicure(man+i+cure)は、マニュキュア。手の先(爪)を保護する(cure)ことからこう呼ばれます。ですので、ネイリストmanicuristとなります。

 manipulateは、「(手を使って)扱う、操作する」で、「巧みにあやつる」ということから「ごまかす」という意味にもなります。manageは、人が馬を手名付けて、うまく扱うというのが語源で「扱う、何とかする、管理する」という意味になります。マネージャー(manager)はカタカナ語になっており、「管理する人=管理者、経営者」、その動詞形がmanageです。

 mantis(カマキリ)も、実はman-が語源とか。カマキリが両方の前足(カマ)を合わせるところが、人が祈りをささげる姿に似ているところから、そう呼ばれるようになったとか。

 man-に関係した英単語としては、woman(女性)があります。womb子宮を意味し、「子宮を持つ人」=女性、となるわけです。

 さらにその大もとは、「mammal(man+mal):哺乳動物」。人間は哺乳類の一部ですから。

 語源は、調べてみると思いがけない発見があります。「なるほど!」と思った瞬間に覚えてしまうので、調べてみる価値はあると思います。このブログでも、語源を使った英単語の覚え方を紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

関連リンク(順次アップ予定)
 マニュアルで覚える英単語
 マナーで覚える英単語
 マン(人)で覚える英単語
 マネージャーで覚える英単語