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英語の勉強に才能はいらない

 今の世の中、翻訳アプリはある、ジェスチャーでも言いたいことは通じる、英語交じりの日本語でもやりとりができる。そう考えると、英語の勉強には、何か特別な才能はいらないと思いませんか?

 もし1つだけ必要だとすれば、それは「お互い知り合いたい」という気持ちだけです。そして、その気持ちこそが、英語力を高める最大のツールになるのです。

 以前、大学生に留学に関する意識調査をしたことがありました。その時に一番多かった回答は「英語ができるようにならなければ留学はできない」というものでした。

 もちろん、海外の大学に留学して勉強する場合、最低限の知識は必要ですが、語学学校のプログラムとか、短期留学では、まず海外の生活を楽しむということだけで十分なのではないかと思っています。

 長期滞在も悪くないのですが、短期留学を年1回程度することでも、英語を勉強する動機づけには十分ではないでしょうか。日本に帰国しても、SNSで現地の人たちと交流を続けることができますし、相手がいれば英語を使う機会にはたくさん恵まれると思うのです。

 英語によるコミュニケーションとは、英語以外の方法をたくさん含んでいるということを頭に入れておいていただきたいと思うのです。

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