【この記事でわかること】
- 日本の人気ブランド「ローリーズファーム」と「マウジー」の最新動きをまとめて理解できる。
- 背景、戦略、海外事例、そして今後の見通しまで一気に把握できる。
- ローリーズファームは「カワイイ」を再定義して売れ方が加速。
- マウジーは25周年を機に9月から大規模リブランディングでデニムに原点回帰。
- どちらも「自分たちの核」を強くしたことが共通点。
ローリーズファームはなぜ伸びたのか
コンセプトの再設定:「カワイイ=かわいい・かっこいい・かしこい」
従来の甘さだけでなく、大人っぽさや知的さも含めたイメージに再設計。ルックやモデルも見直し、Z世代〜20代後半の支持が広がった。
売上の手応えと社内の見立て
春夏シーズン後半から売れ行きが強く、3〜8月期は「同期間として過去最高を狙えるペース」という社内コメントが出ている。
ユニセックスライン「LFM(U)」の開始
2025年秋からコレクションがスタート。過去にメンズを女性が買う動きがあったため、性別を問わず着られる設計に切り替えた。サイズ展開やシンプルな色使いで、ペア買い・シェア買いも狙える。
SNSと店舗での打ち手
SNSでの着回し提案、モール店舗でのトレンド打ち出し、ECでの在庫連動などを組み合わせ、初見でも選びやすい導線を整えた。
マウジーは何を変えるのか

25周年・9月開始・11年ぶりの大規模リブランディング
2025年9月から刷新を実施。ブランドロゴ、店舗デザイン、製品構成、アイデンティティを見直す。
スローガン:「アジアNo.1 ジーニングコレクティブ」
核はデニム。型数を増やし、シルエットと加工の幅を広げる。デニム中心のVMD(店頭の見せ方)に切り替え、原点の強みを前面に出す。
ねらいと効果の見込み
コロナ期の停滞や客層の広がりで弱くなった「マウジーらしさ」を再び明確にする。コーデの主役をデニムに戻し、ブランドの判断軸をシンプルにする。
市場背景(2024〜2025)
ユニセックス需要の拡大
性別に縛られない服が当たり前になり、サイズやシルエットの自由度が評価されている。
ECと実店舗の融合(OMO)
オンラインで下見→店舗で試着→オンラインで再購入、という動きが一般化。在庫連携や受け取り方法の増加が鍵になる。
サステナブル志向の定着
長く着られる設計、リサイクル素材、過剰生産を減らす運用が選ばれやすい。デニムでも耐久性とフィット感の両立が求められている。
海外の比較例
Levi’s:原点のデニムで再強化
コア商品の魅力を再説明し、型とフィットの言語化を徹底した。
ユニクロ:LifeWearでベーシック回帰
毎日の服というコンセプトで、定番の価値を世界に通じる言葉にした。
ZARA:スピードと多様性で差をつける
原点回帰ではなく、更新速度と選択肢の多さで顧客の期待に応える。
タイムライン(把握しやすい時系列)
2025年春夏
ローリーズファームが「カワイイ」再定義を全面展開。ルック・モデル刷新。
2025年5月以降
ローリーズファームの売れ行きが上向き、過去最高を狙えるペースという社内コメント。
2025年秋
ローリーズファーム「LFM(U)」がコレクション開始。
2025年9月
マウジーが11年ぶりの大規模リブランディングを実施開始。スローガンは「アジアNo.1 ジーニングコレクティブ」。
顧客像と購買動機(簡潔なペルソナ)
ローリーズファーム
10代後半〜20代後半。価格と着回しやすさ、今っぽさを重視。モール・EC・SNS経由の流入が多い。
マウジー
20代後半〜30代後半。シルエットとブランドらしさを重視。直営店・デパート・ECでの比較検討が多い。
施策の比較(何が違う?)
ローリーズファーム:幅を広げる磨き上げ
ユニセックス投入で間口を広げ、売れている流れを加速。
マウジー:核を研ぎ直す再構築
デニムに集中し、ブランド像をクリアにする。
よくある質問(本文内のFAQ)
ローリーズファームが好調な理由は何ですか?
2025年春夏に「カワイイ」を再定義し、ルックとモデルを大人寄りに見直したことに加え、ユニセックスラインLFM(U)の開始で支持層が広がったためです。
マウジーの大規模リブランディングの内容は?
2025年9月からロゴ、店舗デザイン、製品構成、アイデンティティを刷新し、デニムに原点回帰する取り組みです。
両ブランドに共通する戦略はありますか?
どちらも原点回帰を軸にしていますが、ローリーズファームは好調時の磨き上げ、マウジーは停滞からの再生という違いがあります。
読者への問いかけ
あなたは「幅を広げる」戦略と「核に集中する」戦略、どちらに魅力を感じますか。自分が買うなら、どちらの理由で選びますか。
まとめ
- ローリーズファームはコンセプト刷新+ユニセックス開始で成長
- マウジーは9月から大規模刷新でデニム回帰
- 市場はユニセックス、OMO、サステナブルがキーワード ・原点回帰でも「広げる型」と「絞る型」がある

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