disregardをパーツに分解すると、dis+re+gardとなります。dis-は「ディする」と言う通り、否定をあらわします。re-は「再び」「繰り返し」という意味になるのは、repeat(re+peat)という単語からわかります。-gardはgurard「見守る、ガードする」という意味です。つまりregardは「繰り返し見守る」。これにdis-がつくので、「見守らない」→「無視する」「軽視する」という意味になります。
disregardの派生語
単語 | 意味 | 発音 |
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disregard | 無視する、軽視する | ディスリガード |
disregarded | 無視された、軽視された | ディスリガーデッド |
disregarding | 無視している、軽視している | ディスリガーディング |
disregardの語源的意味
「disregard」の意味は「無視する」や「軽視する」です。この単語を分解してみると、「dis-」と「regard」という2つの部分に分けることができます。
「dis-」の意味
「dis-」は、英語の接頭辞の一つで、「反対」や「否定」を表すものです。たとえば、「dislike」は「like(好き)」に「dis-」がつくことで「嫌い」になるように、もともとの意味を逆にしたり、否定したりします。「dis-」はラテン語に由来しており、同じように「離れる」や「否定」を意味する場合があります。
「regard」の意味
次に、「regard」という部分ですが、これは「注意を払う」や「尊重する」という意味です。この単語もラテン語に由来していて、「regard」のもとになっているのはラテン語の「regardare」という言葉です。この「regardare」は「re-」と「guardare」に分けられ、「re-」は「再び」、「guardare」は「見る」を意味します。つまり、「regard」は「再び見る」、すなわち「よく見る」や「注意を払う」という意味になります。
「disregard」の成り立ち
では、「disregard」をもう一度見てみましょう。「dis-」が「否定」や「反対」を表し、「regard」が「注意を払う」という意味なので、「disregard」は「注意を払わない」、つまり「無視する」という意味になります。言い換えると、「人や物事に対して関心を持たない」、「尊重しない」という意味です。
使用例とニュアンス
たとえば、誰かがあなたに話しかけているのに、その人を見向きもしなかった場合、「He disregarded her」つまり「彼は彼女を無視した」というふうに使えます。また、「規則を無視する」という場合にも使うことができます。たとえば、「He disregarded the rules」(彼は規則を無視した)という文が考えられます。
まとめ
「disregard」は、「dis-」という否定の意味を持つ接頭辞と、「regard」という「注意を払う」意味の単語が組み合わさってできた言葉です。このため、「disregard」は「無視する」、「軽視する」という意味を持ちます。
このように語源を知ることで、単語の意味がより深く理解できるだけでなく、他の「dis-」がつく単語にも応用できます。