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一夜漬け英単語記憶術 カタカナ語 セクション

 セクションというカタカナ語は、second(sec+ond)のsec-で始まることから「2つに分ける」という意味であることがわかります。「分ける」「区分する」という意味から、部署や課を意味する単語です。
 dissect, dissection。かつては小学校の理科の授業で、カエルの解剖をしていました。アメリカなどでも同様でしたので、この単語は海外では小学生でもよく知っている単語でした。現在は動物保護の観点等から、解剖の授業は減っているようですので、sectionの派生語として覚えておいて下さい。

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sectionの語源的意味

「section(セクション)」という言葉は、「部分」や「区分」、「章」といった意味で使われます。たとえば、本の章や分けられたエリア、グループの一部分を指すときに使います。この「section」という言葉の語源をたどると、ラテン語の「sectio(セクティオ)」に行き着きます。

「sectio」は、「切ること」や「分けること」という意味があり、この言葉はさらにラテン語の動詞「secare(セカーレ)」から派生しています。「secare」は「切る」という意味を持っていました。つまり、もともと「section」という言葉は「何かを切り分けたもの」「切って分けた部分」という意味があったのです。

このラテン語の「sectio」がフランス語を経て英語に取り入れられ、「section」という形で使われるようになりました。そのため、現代の「section」には「全体をいくつかの部分に分けた一つ」という意味が含まれています。

たとえば、学校の教科書で「section 1(第1章)」と書かれている場合、それは本全体がいくつかの部分に分けられている中の最初の部分を指しています。また、スーパーの「fruit section(フルーツコーナー)」という表現は、スーパーの中で果物が置かれている区分けされたエリアを意味します。

さらに、「section」は、組織やグループを分けるときにも使われます。たとえば、「the finance section(財務部)」と言えば、会社全体の中で財務に関する仕事を担当する部分を指します。また、音楽のオーケストラでは「string section(弦楽器セクション)」のように、楽器の種類によってグループ分けされた部分を表すこともあります。

このように、「section」という言葉は「切り分けられた部分」「全体の中の一つの部分」を意味しています。その語源を知ると、「section」が単なる「部分」ではなく、「何かを切り分けてできた一部」という深い意味を持っていることが理解できます。

言葉の成り立ちを理解することで、「section」という言葉が持つ本来の意味や使い方をより深く理解することができるでしょう。

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