tremendousの意味を理解する上で思い出していただきたいのが、フランス語の「トレ・ビアン」です。これは英語で言うところの、very goodを意味します。そこでtremendousをパーツに分解してみましょう。すると、tre+mendousとなります。このtre-は、「大変」「すごく」と英語のveryと同じ意味になるわけです。
tremendousはveryよりももっとすごさがすごいことを意味します。veryよりももっと「すごい」と頭に入れておいて下さい。
tremendousの派生語
| 単語 | 意味 | 発音 |
|---|
| tremendously | 非常に、とてつもなく | トレメンダスリー |
| tremendousness | とてつもなさ、巨大さ | トレメンダスネス |
tremendousの語源的意味
「tremendous（トレメンダス）」という言葉の意味を、語源的な視点から解説します。
「tremendous」は日本語で「とてつもない」「非常に大きな」といった意味で使われます。たとえば、「tremendous effort（とてつもない努力）」や「tremendous success（非常に大きな成功）」のように、普通よりもずっと大きかったり強かったりすることを表す時に使います。でも、なぜこの言葉がそんな意味を持つようになったのでしょうか？それを理解するために、語源を見てみましょう。
「tremendous」という言葉は、ラテン語の「tremere（トレメレ）」に由来しています。「tremere」という言葉は「震える」や「揺れる」という意味を持っていました。さらに、恐怖や驚きで体が震えるという状況を指していたのです。この「震える」という意味がもとになり、「tremere」から派生した形として「tremendous」が生まれました。
さらに、「tremendous」には「-ous（〜の性質を持つ）」という接尾辞がついています。この「-ous」は「〜のような」「〜の特性を持つ」という意味を加える働きがあります。したがって、「tremendous」は「震えるような」「震えさせるほどの」という意味を持つようになりました。
当初、「tremendous」という言葉は「恐怖で震えるほどの」というネガティブな意味で使われていました。しかし、時代が経つにつれて「非常に大きな」「とてつもない」という意味で使われることが多くなり、現在のような「非常に素晴らしい」や「圧倒的な」という意味も持つようになりました。
たとえば、「a tremendous storm（猛烈な嵐）」と言えば、その嵐がとても強力で恐ろしいほどの力を持っていることを表していますし、「a tremendous opportunity（素晴らしい機会）」と言えば、その機会が驚くほど素晴らしく価値があることを意味します。
まとめると、「tremendous」はもともとラテン語の「tremere（震える）」から来ており、最初は「恐怖で震えるほどの」という意味がありましたが、今では「非常に大きい」や「とてつもない」といったポジティブな意味でも使われています。この語源的な背景を知ると、単語の持つ深い意味やニュアンスがよりよく理解できるようになるでしょう。
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