accountはパーツに分割すると、ac+countとなります。countは「数える」という意味で、お金を数えるという場合は「会計」という意味になります。また、会計は収入と支出がピッタリ合うように説明できるようにしなければなりません。そこから、accountには「説明する」という意味が発生したわけです。
accountの派生語
accountable | 責任がある、説明責任のある | アカウンタブル |
accountability | 責任、説明義務 | アカウンタビリティ |
accountant | 会計士、経理担当者 | アカウンタント |
accountancy | 会計学、会計業務 | アカウンタンシー |
unaccountable | 説明できない、責任を負わない | アンアカウンタブル |
misaccount | 誤った説明をする、計算ミスをする | ミスアカウント |
accountの語源的意味
accountの意味と語源的背景
「account」は英語で「説明」「報告」「計算」「口座」などの多義的な意味を持つ単語です。この言葉は、語源を理解することで、どのように多くの意味が生まれたのかを深く知ることができます。
語源の解説
- ラテン語「computare」に由来
「account」の語源は、ラテン語の「computare(計算する、数える)」にさかのぼります。この単語が後に「accomptare」となり、「計算をし、結果を報告する」という意味が加わりました。
- 中英語「acounte」
古フランス語の「acompter(計算する、報告する)」が中英語に取り入れられ、「acounte」として使われるようになりました。これが現在の「account」の形につながります。
- 語源の構成
- ad-(~の方へ)
「方向性」や「目的」を表す接頭辞です。 - computare(計算する)
「計算」や「評価」を意味します。
これらが結びつき、「何かを数えて、報告する」という基本的な意味が生まれました。
わかりやすい解説
「account」という言葉は、次のような場面で使われます:
- 説明
たとえば、先生に「なぜ宿題を忘れたのか説明してください」と言われたとき、それが「account」です。自分の行動や理由を説明することを指します。
- 報告
クラスのリーダーが、今日の活動をみんなに伝えるとき、その行為も「account」と言います。
- 計算・口座
銀行にお金を預けるために作る「口座」も「account」と呼ばれます。この場合、数やお金の計算が関係しています。
日常生活での例え
- 説明:友達に「どうして遅れたの?」と聞かれたら、その理由を話すことが「account」です。
- 記録:家計簿をつけて「どれだけ使ったか」を記録するのも「account」に含まれます。
- 信頼:「あの人は信頼できる」と考えるとき、それはその人が「accountable(責任を持てる)」だからです。
まとめ
「account」という言葉は、「数える」「記録する」「説明する」という行為がもとになっています。語源的には「何かを評価して他の人に伝える」というイメージが強く、現在でも「説明」や「報告」という意味が中心に使われています。日常生活や学校でよく出てくる単語なので、この背景を覚えると役立つでしょう!
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