ケーキのモンブラン、おいしいですよね。 これはもともとフランス語です。Mont Blancとつづります。Montはmountainと似ていますから、山を意味します。blancは白い色を意味します。もともとblanketは「白い布」を意味していました。このblancが、blanketの語源になっているのです。
blanketの派生語
| 単語 | 意味 | 発音 |
|---|
| blanket | 毛布、覆うもの / 一面を覆う、包括的な | ブランケット |
| blanketed | 覆われた、包まれた | ブランケテッド |
| blanketing | 覆うこと、毛布の生地 | ブランケティング |
| blanket-like | 毛布のような | ブランケットライク |
blanketの語源的意味
「blanket（ブランケット）」は、「毛布」や「一面を覆うもの」 という意味を持つ英単語です。さらに、「全体に及ぶ」「包括的な」という形容詞や、「何かを覆い尽くす」という動詞の使い方もあります。この言葉の起源をさかのぼると、もともとは「白い布」や「防寒用の厚手の生地」を意味していました。
語源のルーツ
「blanket」という単語は、古フランス語の “blanquette”（ブランケット） に由来します。この “blanquette” は「白い布」を意味し、さらにその語源は “blanc”（白い） というフランス語の単語にあります。
この “blanc” のルーツは、ラテン語の “blancus”（白い、明るい） であり、もともとは羊毛の生地が自然な白色であったことから、「白くて暖かい布＝毛布」という意味になりました。中世ヨーロッパでは、羊毛で作られた厚手の布が防寒用として広く使われ、それが「blanket」と呼ばれるようになりました。
「blanket」の現在の意味
「blanket」は、名詞、動詞、形容詞 の3つの使い方があります。
- 名詞としての意味（毛布・覆うもの）
例：She wrapped herself in a warm blanket.（彼女は暖かい毛布にくるまった。）
羊毛の白い布から発展し、今日では「寒さを防ぐための厚手の布（毛布）」の意味で使われます。また、「何かを一面に覆うもの」も指します。 - 動詞としての意味（覆い尽くす）
例：Thick fog blanketed the city.（濃い霧が町をすっぽりと覆った。）
「毛布のように何かを全面的に覆う」というイメージから、動詞としても使われるようになりました。 - 形容詞としての意味（包括的な・全体に及ぶ）
例：The company imposed a blanket ban on smoking.（その会社は全面禁煙の方針を導入した。）
「すべてを覆い尽くすような」という意味から、「包括的な」「全体に影響を与える」という形容詞としての使い方もあります。
「blanket」に関連する単語
- blanketed（ブランケテッド）：覆われた、包まれた
- blanketing（ブランケティング）：覆うこと、毛布の素材
- blanket-like（ブランケットライク）：毛布のような
これらの単語は、「blanket」の基本的なイメージである「何かを広く覆う」ことに関連しています。
まとめ
「blanket」は、もともと「白い布」を意味し、そこから「毛布」や「防寒用の厚手の布」を指すようになりました。さらに、「何かを一面に覆う」という意味が広がり、動詞や形容詞としても使われるようになりました。語源を知ることで、「blanket」が単に「毛布」ではなく、「全体を包み込むもの」という深い意味を持つ言葉であることがわかりますね！
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