seemは「~のようにみえる」という意味です。deemとつづりが似ていますね。deemは「~のように見える」という漠然とした意味よりも強く、「みなす」「判断する」という意味になります。seemの意味と合わせて覚えてみるとよいでしょう。
deem A Bで「AをBとみなす、判断する」と言うように使います。
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deemの派生語
単語 | 意味 | 発音 |
---|
deem | ~と見なす、~と考える | ディーム |
deemed | 見なされた、考えられた | ディームド |
deeming | 見なしている、考えている | ディーミング |
redeem | 補う、償う、(クーポンなどを)引き換える | リディーム |
redemption | 償い、救済 | リデンプション |
redeemable | 交換可能な、償還可能な | リディーマブル |
deemの意味と語源をわかりやすく解説
deemの意味と語源的な背景
deemという言葉は、「~と見なす」「~と考える」という意味を持つ英単語です。この単語は、何かを判断したり、ある状態や事柄について意見を持つときに使われます。
例えば、
- “She deems it necessary to study.”(彼女は勉強することが必要だと考えている)
- “He was deemed guilty.”(彼は有罪だと見なされた)
といったように使われます。
語源的な背景
deemは、古英語のdēman(ディーマン)という動詞に由来します。このdēmanは、「判断する」や「裁定を下す」という意味がありました。さらに遡ると、同じゲルマン語族の言葉で「判断」や「考える」という概念を表す語とつながっています。
この古英語の語源を考えると、deemは「心の中で物事を評価したり、決定したりする」というニュアンスがあることがわかります。つまり、「deem」とは、自分の考えや価値観に基づいて物事を見定める行為を表すのです。
わかりやすいポイント
- 判断することを表す言葉
deemは「~だと思う」「~だと判断する」という意味を持つ、とてもシンプルな言葉です。何かを見たり聞いたりして、自分なりの意見を持つときに使います。 - 裁判や評価とも関係がある
元々の語源では、「裁判官が判決を下す」という場面で使われることもありました。このことから、「deem」は、ただ思うだけでなく、きちんと考えて結論を出すというニュアンスがあります。
覚えておきたい使い方のコツ
- deemはフォーマルな表現として使われることが多いです。日常会話では、「think」や「consider」が使われることが一般的です。
- 日常会話:「I think it’s important.」
- フォーマル:「It is deemed important.」
- 「A is deemed B」のように、AがBであると見なされる、という形でよく使われます。
seemとdeemの語源的共通点
seemとdeemは、語源的にどちらも「判断」や「認識」に関わる意味を持つ点で共通しています。以下に簡潔にまとめます:
- deemの語源:古英語のdēman(判断する、裁定する)に由来し、「考える」「見なす」という能動的な判断を表します。
- seemの語源:古英語のsēman(~のように見える、合う)に由来し、「外見や印象を通じた判断」を表します。
共通点
両者ともゲルマン語派の古英語に起源を持ち、「人間の認識や評価」を表現する言葉として発展しました。ただし、deemは「主観的に判断する」、seemは「見た目や印象に基づく判断」というニュアンスの違いがあります。
まとめ
deemは、「~だと見なす」「~だと考える」という意味を持つ言葉で、古英語の「判断する」という動詞から発展しました。この単語を使うときは、何かを慎重に考えたり評価したりするニュアンスが含まれていることを意識すると良いでしょう。
このように、deemはシンプルな単語ですが、その背景を知るとより深い理解が得られます!