obesityという単語は、その派生語とともに、海外のニュースでよく出てきます。アメリカでは肥満が社会問題になっており、健康志向の高まりと合わせ、話題になることが多いのです。ですから、覚えておいて損はありません。
obesityという単語を見ると、なんとなくover eat(食べ過ぎ)のように見えませんか? こうして覚えれば頭に入りやすくなるでしょう。
![obesityの意味をわかりやすく説明 一夜漬け英単語記憶術 語源](https://isseisuzuki.org/wp-content/uploads/2025/01/obesity.webp)
obesityの派生語
単語 | 意味 | 発音(カタカナ表記) |
---|
obesity | 肥満 | オビースィティー |
obese | 肥満の、太りすぎの | オビース |
obeseness | 肥満であること、肥満状態 | オビースネス |
obesityの語源的意味
obesityの語源を調べると、なぜover eatと関連付けて覚えればよいかがよくわかります。以下わかりやすく説明してみましょう。
「obesity(オビースィティー)」の意味と語源
「obesity(オビースィティー)」は、「肥満」 を意味する英単語です。この言葉の語源をたどると、もともと「たくさん食べること」や「太りすぎている状態」を表していたことがわかります。
語源のルーツ
「obesity」という単語は、ラテン語の “obesitas”(肥満) に由来しています。この “obesitas” は、さらに「obedere(食べすぎる)」という動詞から派生しました。
“ob-“(~に向かって、過剰に)
“edere”(食べる)
つまり、ラテン語の “obedere” には「過剰に食べる」「食べすぎる」という意味があり、そこから「太りすぎた状態=肥満」という意味の “obesitas” が生まれました。これが後に フランス語の “obésité” を経て、英語の “obesity” になりました。
「obesity」の現在の意味
「obesity」は、医学的な意味で 「通常よりも体脂肪が多く、健康に悪影響を及ぼす状態」 を指します。
- 医学的な肥満
例:Obesity is a serious health problem.(肥満は深刻な健康問題だ。)
体脂肪が過剰に蓄積し、病気のリスクを高める状態を意味します。 - 比喩的な使い方
例:The obesity of wealth in some countries is a global issue.(一部の国における富の「肥満」は世界的な問題だ。)
物理的な肥満だけでなく、「過剰に蓄積されたもの」という比喩表現として使われることもあります。
「obesity」と「overweight」の違い
英語では、「太っている」という意味の単語がいくつかありますが、それぞれの意味は少し異なります。
obesity(肥満):医学的に問題があるレベルの体脂肪の蓄積
overweight(過体重):標準よりも体重が多いが、必ずしも健康に悪影響があるとは限らない
例えば、「少しぽっちゃりしている」くらいなら「overweight」ですが、医学的にリスクがあるほど太っている場合は「obesity」となります。
「obesity」と関連する単語
obese(オビース):肥満の、太りすぎの
obeseness(オビースネス):肥満である状態
これらの単語はすべて、「obesity」と関係があり、肥満に関連する表現として使われます。
まとめ
「obesity(肥満)」は、もともとラテン語の「食べすぎる(obedere)」に由来し、「過剰な食事による体脂肪の増加」を意味する言葉でした。現代では、医学的に定義された「健康に悪影響を及ぼす肥満」のことを指します。
このように語源を知ると、言葉の本来の意味がより深く理解できるようになりますね!😊