はじめに:ここを間違えると“10年後の年収”が変わります
20代のキャリア相談を受けていてよく耳にするのが、
- 「今の会社にいても年収がほとんど上がらない」
- 「昇格の基準が不透明で、頑張っても報われない」
- 「もっと成長できる環境に行った方がいいのか悩んでいる」
という声です。
結論から言うと、昇給・昇格が見込める会社には共通点があります。
逆に、成長できない会社もはっきり特徴が出ます。
この記事では、厚生労働省データと企業人事の実務、20代へのキャリア支援経験をもとに、
「本当に昇給できる会社の見抜き方」 を徹底解説します。
🔥 この記事の結論(20秒で理解)
昇給・昇格が見込める会社の特徴 TOP5
- 評価制度が明文化されており、年2回以上のフィードバックがある
- 年収テーブルが公開されていて、昇格の条件が具体的
- 研修・OJTが体系化されている(教育投資が多い会社は昇給しやすい)
- 業績と給与が連動している(賞与・昇給の根拠説明あり)
- 定着率が高く、離職率が異常に高くない(厚労省平均と比較して妥当)
この記事ではこれらを深掘りし、面接での質問方法 や 危険な会社の見分け方 を実例つきで解説します。
昇給・昇格が見込める会社の最大の特徴:評価制度の透明性
昇給しやすい会社は例外なく、「評価基準が明文化されており、社員に開示されている」
という共通点があります。

✔ 良い会社のチェックポイント
- 評価項目が書面で配布されている
- 「誰がどう評価するのか」が明確
- 昇給額の根拠が説明される
- 年2回以上フィードバックがある
- 上司との1on1が必ず実施されている
✖ 悪い会社の典型例
- 「総合的に判断します」しか言わない
- 評価基準が社員に公開されていない
- 上司の主観が強く、好き嫌いで決まる
- 面接で質問すると曖昧に濁す
→ 評価制度が曖昧な会社では、努力しても報われない可能性が高いです。
年収テーブルで昇給可能性は一目でわかる
✔ 「年収テーブル」が整っている会社は昇給しやすい
良い会社の特徴は、“給与の将来予測”ができること。
例:
| 等級 | 年収幅 | 昇格目安年数 |
|---|---|---|
| 1等級 | 300〜350万円 | 2〜3年 |
| 2等級 | 350〜450万円 | 2〜4年 |
| 3等級 | 450〜600万円 | 3〜5年 |
→ こうした資料が「実際に存在する」会社は、昇給カーブが安定しています。
✖ よくある危険な回答例
- 「昇給はケースバイケースです」
- 「社長判断です」
- 「業績が良ければ上がります」
→ こういう会社は昇給幅が極端に小さかったり、上司次第だったりします。
Tamesy|転職エージェントの初回面談参加昇給する会社は「教育投資」が多い(厚労省データで明確)
厚生労働省の 「人材開発基本調査」 によれば、
教育投資が多い企業ほど生産性も給与水準も高い という結果が出ています。
よって、以下の点をチェックすれば「伸びる会社」がわかります。
✔ 教育支援が充実している会社の特徴
- 研修体系が明文化されている
- OJT担当者が決まっている
- 資格支援制度がある
- 外部研修費を会社が負担してくれる
✖ 避けるべき会社
- OJTが実質放置
- 新人でも即戦力扱い
- マニュアルが存在しない
- 研修が「先輩の背中を見て覚えろ」
→ 教育投資をケチる会社は、社員が育たない → 昇給しない という明確な構造があります。
業績と給与が連動しているかを見る(上場企業は特に重要)
✔ 良い会社の特徴
- 賞与が業績に応じて増減する
- 経営方針が社員に共有される
- 売上推移をオープンにしている
- 利益が出たら社員に還元している
✖ 悪い会社の例
- 経営状況が一切共有されない
- 売上が伸びても社員に還元されない
- 賞与の根拠が不透明

離職率・定着率から見抜く(厚労省平均を基準に)
厚労省の「雇用動向調査」によると、
20代の離職率は全産業平均で約15〜20%。
✔ 良い基準
- 年間離職率が10〜15% → 健全
- 3年定着率70%以上 → 育成に強い会社
✖ 危険な基準
- 離職率が20〜30%
- 部署単位の離職率が異常に高い
POINT: 「全社平均ではなく“部署別”を見る」ことが重要。
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面接で昇給可能性を見抜く質問(+悪い回答例つき)
✔ 問いかけるべき質問
① 「評価制度の内容と、その運用方法を教えてください」
良い回答:
評価基準は全社員に公開しており、年2回の面談でフィードバックしています。
悪い回答:
詳細は個別に説明していますので今はお答えできません。
② 「同じ職種で入社した方は、平均して何年で昇格されていますか?」
良い回答:
新卒は平均3年、中途は2年程度でリーダー職に昇格しています。
悪い回答:
人によりますので特に決まっていません。
③ 「昇給額の例を教えてください」
良い回答:
等級ごとに昇給幅が決まっており、初年度は平均1万円です。
悪い回答:
状況によりますので、特に公表していません。
避けるべき会社:昇給しない会社の特徴
- 評価制度が存在しない
- 給与テーブルがない
- 管理職の平均年齢が異常に高い
- ベテランの昇給が止まっている
- 売上減少が続いている
- 「頑張れば上がる」と精神論のみ
→ こういう会社は20代の成長余地が小さい。早めに離れる方が安全。
自分に合った昇給しやすい会社の選び方
昇給しやすい会社が良い会社とは限りません。
あなたに合う会社が 「無理なく成長できる会社」 だからです。
✔ 自己分析のフレーム(簡易版)
STEP1:優先順位をつける
- 年収
- 学習機会
- ワークライフバランス
- 会社の規模
- 仕事内容
- 価値観や文化
- リモートの有無
STEP2:譲れない条件を3つ決める
例:
- 年収400万以上
- 残業月20時間以内
- 評価制度が透明
まとめ:昇給は“運”ではなく“構造”で決まる
この記事のポイント:
✅ 昇給しやすい会社は、例外なく「評価制度と教育投資」が強い
✅ 年収テーブルの有無で昇給可能性が一瞬でわかる
✅ 面接での質問で「昇給しない会社」は確実に見抜ける
✅ 離職率や職場の年齢構成からも判断できる
✅ 自分の価値観と優先順位を整理すれば迷わなくなる
20代はキャリアの「伸び代ゾーン」。
ここで環境を誤ると10年後の年収が大きく変わります。
不安があれば、以下の記事でさらに深掘りできます。
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