
先日ITエンジニアをしている知人と会い、いろいろと話をしました。彼はそろそろ30代に差しかかろうとしている年齢。一桁目に9が付く年齢って、精神的にビミョーじゃないでしょうか。19歳、29歳、39歳、59歳とか。
私にはその他にもITエンジニアをやっていた知人がいます。「やっていた」というのは、彼は少し前に転職しキャリアップをしたということです。
世間では労働力の流動化を促進するという口実で、解雇をしやすくするような動きが高まっています。それを逆手に取ってキャリアアップを考えなければならない時代に入っています。
この記事では、二人の知人に聞いた話から、ITエンジニアをなさっている私の知人の苦労と、キャリアアップの道筋についてまとめてみようと思います。
ITエンジニアをしている知人との交流
飲みながら聞いた知人の話は、おおまかに言うとこんな感じでした。私はITエンジニアという職業には、華やかさとか優秀さという印象を持っていたので大変以外でした。
ITエンジニアの悲哀 つらさ
ITエンジニアは、きつい。
この仕事を選んだのは、好きだったからなんだけどさ。
子どもの頃からパソコンに触れ、コードを書き、動くプログラムを作ることに喜びを感じていた。
大学でも情報系の学部を選び、将来はエンジニアとして生きていこうと決めた。好きなことを仕事にできるなんて、こんなに幸せなことはないと思っていた。
でも、現実は全然違うわけさ。
納期に追われ、昼も夜もなく働く日々。仕様変更は当たり前、追加のタスクは際限なく増えていく。
深夜のデバッグ、週末のシステムトラブル対応。寝る時間もろくになく、気づけば心も体もすり減っていた。
「エンジニアは大変だけど、やりがいがある仕事だよね!」
何度この言葉を聞いたかわからない。でも、その「やりがい」と引き換えに、僕は何を失っているのだろう?
休日も気が休まらない。オンコールのスマホが鳴るたびに、心臓が跳ね上がる。
家にいても仕事のことが頭から離れず、まともに休めた気がしない。友人との約束をドタキャンし、家族との時間を削り、ひたすらコードを書き続ける。
「ITエンジニアは給料がいいでしょ?」
確かに、世間一般の平均よりはもらえているのかもしれない。
でも、時給換算してみたことはあるだろうか。徹夜続きのプロジェクト、休日返上の対応、残業代のつかない深夜の作業。そんな働き方をしていたら、報酬なんて割に合わない。
それでも辞められないのは、やっぱりこの仕事が好きだからだ。動かなかったシステムが動いたときの達成感、複雑なバグを解決できたときの快感。そんな瞬間があるから、ギリギリのところで踏みとどまっている。
でも、正直、きつい。
それでも、今日もまた、キーボードに指を走らせる。
でも、本当にこのままでいいのだろうか?
エンジニアとしてのキャリアは他にもあるはずだ。もっと自分を大切にできる環境があるのではないか。やりがいだけではなく、心の安らぎも手に入れたい。そう思うのは甘えなのだろうか。
いや、違う。
このまま無理を続ければ、きっと心も体も壊れてしまう。

私自身の経験との重なり
実は私も同じような経験をしています。
大学を出て、好きだった仕事に就いたものの、好きがたたって、どんどん時間を仕事に投入。プライベートもなく10年を迎えようとしていた時です。私は救急車で運ばれ入院をしました。過労による感染症でした。
当時、仕事のし過ぎで、うつ状態になっていたのだと思います。酒も結構飲んでいたので、寝ているのだから大丈夫! と自分に言い聞かせていましたが、事態はそんな甘いものではありませんでした。
入院後病気の後遺症が出始め、私は右顔面麻痺と難聴にその後長く悩まされることになったのです。
結局仕事を辞め、勉強し直して再就職しました。転職経験があるということで、別の友人とも付き合いが始まりました。
偶然彼は、ITエンジニアからコンサルタントに転身を遂げていたのです。
転身を遂げた彼から、ITエンジニアのキャリア支援に強い会社があるというので、詳しく聞きました。
せっかくの機会なので、同じ悩みをお持ちのITエンジニアの方向けに、情報をということで、ブログにまとめてみることにしました。
私が転身を遂げた知人の話と、自分で調べたものをまとめたものなので、果たして十分かどうかはわかりませんが、参考になればと思います。
ITエンジニアとしてのキャリア、これでいいのか?
ITエンジニアとして働いていると、「このまま今の仕事を続けていけるのか?」と悩む瞬間が訪れるものだとか。
長時間労働、突発的なトラブル対応、終わらないタスクの数々……。好きで選んだ仕事でも、心身ともに疲弊してしまうことは珍しくないと聞いて驚きました。
特に、20代から30代のエンジニアの方々にとって、30代後半や40代になったときのキャリアを考えることは重要だそうです。「このままコードを書き続けるのか?」「技術だけで生き残れるのか?」と不安を抱く方も多いでしょう。
そんな方に考えてほしいのが、ITコンサルタントへのキャリアチェンジだそうです。
ITエンジニアからITコンサルタントへ——その理由とは?
ITエンジニアの実務経験があれば、コンサルタントという道もあると聞きます。
ITコンサルタントは、クライアント企業の課題をITを活用して解決する仕事です。
エンジニアとしての知識を活かしながら、より上流の工程に関わり、企業の経営課題を技術的な視点でサポートする役割を担います。
ITコンサルに転職するメリットは以下の通りです。
- 年収アップが期待できる
ITエンジニアよりも高い給与水準であることが多く、特に経験を積むことで大幅な収入増が見込めます。 - キャリアの選択肢が広がる
コンサルティングスキルを磨くことで、将来的に事業会社のIT戦略担当やCIO(最高情報責任者)などのポジションも視野に入れることができます。 - 市場価値が高まる
IT技術だけでなく、経営やビジネスの知識を身につけることで、より幅広い分野で活躍できるようになります。 - 長期的に働きやすい
エンジニアとして手を動かし続けることに限界を感じている方にとって、より戦略的な仕事へシフトすることで無理なく働ける環境が整います。
もちろん、ITコンサルにはデメリットもあるそうです。
- 技術的な仕事から離れるケースがある
- クライアント対応が多くなり、対人スキルが求められる
- プロジェクトの責任が重くなる
ですが、これらの課題をクリアできれば、より安定したキャリアを築くことが可能です。エンジニアとしてのキャリアとコンサルタントとしてのキャリア。
自分にはどちらが向いているのか、50代以降自分はどうなっているのだろうか。そういうことを考え始めるべき時が、30代ということのようです。

ITコンサルへの転職に最適なタイミングは?
特にITエンジニアとして3年以上の実務経験があり、20代後半から30代前半の方は、ITコンサルへの転職を考えるのに最適な時期だと聞きました。
その理由は、
- 実務経験が十分にあるため、コンサルタントとしての基盤を作りやすい
- 30代前半であれば、新しいスキルを学ぶ柔軟性があり、採用市場でも有利
- 40歳を超えると未経験でのキャリアチェンジが難しくなる
今こそ、キャリアの方向性を見直し、新たなステップを踏み出すべきタイミングなのだそうです。
ITエンジニアのキャリア支援に強い「テックゲートエキスパート」
ITコンサルへの転職を考えたときに、どの企業やエージェントを選ぶかも重要なポイントです。私の知人は、「テックゲートエキスパート」に相談したそうです。
「テックゲートエキスパート」は、ITエンジニア出身の社員が多く在籍するWEB開発会社であり、エンジニアのキャリアについて深い知見を持っています。また、多くの企業との提携実績があり、エンジニアのキャリアアップを支援する強みを持つ転職支援サービスです。
- エンジニア経験者による転職サポート
- 豊富な提携社数と支援実績
- ITコンサル転職に特化したキャリアプランニング
ITエンジニアとしての経験を活かしながら、より市場価値の高いキャリアを築きたい人なら、「テックゲートエキスパート」に相談してみるといいかもよ、と知人は言ってくれました。
詳細はこちらです。以下のバナーをタップ、クリックするとテックゲートエキスパートのページに飛びます。

まとめ
- ITエンジニアとしてキャリアの限界を感じたら、ITコンサルという選択肢を考えてみよう
- ITコンサルは年収アップ・市場価値向上・長期的な働きやすさを実現できる可能性がある
- ただし、クライアント対応や責任の増加といったデメリットも理解しておくことが重要
- 転職に適した年齢は20代後半から30代前半で、3年以上のエンジニア経験がある方はチャンス
- ITエンジニアのキャリア支援に強い「テックゲートエキスパート」を活用して、理想のキャリアを実現しよう
その後、冒頭で悩んでいたITエンジニアをしている知人に、聞いた話と調べたことを伝えました。さっそく相談してみると申しておりました。
他にも同じようなエージェントがあるとは思うのですが、私の知人の経験と話から、おススメの1社をこの記事ではご紹介いたしました。
会社・職場なんて、定年を迎えたら縁が切れる。本当の幸せは、家族や友人と長く付き合える時間を確保することだ。私自身の経験から言えることです。
この記事が、読んで下さったあなたへ、新しい世界を見るきっかけとなることを願っております。