preferenceをパーツに分割すると、pre+referenceとなります。pre-は「前に」「前もって」という意味です。referenceは本や論文の最後に付いている「レファレンス(参考文献一覧)」。どの本や論文を引用したのかについ触れたリストです。「前もって触れておく」「前もって言及しておく」という内容が、preferenceの意味にはあります。
「前もって述べる」ということは、ある事柄を「優先」しているということになります。好きなものは、他の人に取られないように「前もって言っておく」ことがあるでしょう。そこで「好み」という意味も出て来ます。
「preference(プレファレンス)」は、「好み」や「優先」という意味を持つ名詞です。何かを選ぶときに他のものよりも特に好きなものや優先したいものを指します。例えば、「あなたの食べ物のpreferenceは何ですか?」と言われたら、「あなたが他のものよりも特に好きな食べ物は何ですか?」という意味になります。この言葉には「優先すること」や「優先権」といった意味も含まれるため、選択や決定の際にどれを一番に考えるかを表すときにも使われます。
preferenceの派生語
単語 | 意味 | 発音(カタカナ表記でアクセント部分を太字で) |
---|
prefer | ~を好む | プリファー |
preferable | より望ましい、好ましい | プレファラブル |
preferential | 優先的な、特別扱いの | プレフェレンシャル |
preferably | できれば、なるべくなら | プレファラブリー |
preferment | 昇進、優遇 | プリファーメント |
preferability | 好ましさ、望ましさ | プレファラビリティ |
preferenceの語源的意味
「preference(プレファレンス)」という言葉は、「好み」や「優先」という意味を持っています。語源的な観点から見てみましょう。
この言葉は、ラテン語の「praeferre(プレフェッレ)」という動詞がもとになっています。「prae(プレ)」は「前に」という意味で、「ferre(フェッレ)」は「運ぶ、持つ」という意味です。つまり、「preference」は元々「前に持ってくる」「他のものより先に選ぶ」という意味を持っていたのです。
この「praeferre」が、英語に入って「prefer(プリファー)」という動詞になり、「~をより好む」という意味になりました。さらに、「-ence(エンス)」という接尾辞がつくことで、「好むこと」「選ぶこと」という「名詞」になり、「preference」となったのです。
「preference」は「他のものよりも先に選びたいもの」「自分が一番好きなもの」という感覚に近い言葉です。例えば、「アイスクリームとケーキ、どちらが好き?」と聞かれたときに、「アイスクリームの方が好き!」と答えるなら、それがあなたの「preference(好み)」ということになります。
このように、「preference」という言葉には、選ぶときに自分が一番大切にすることや好きなことが含まれているのです。この意味から、たとえば「食べ物のpreference」「音楽のpreference」といったように、日常生活でよく使われます。また、「preference」は単に「好きなもの」だけでなく、「優先順位」や「何かを他よりも選ぶ気持ち」という広い意味を持っています。
以上が「preference」の語源と意味です。語源を理解すると、この言葉の背景に「他よりも前に持ってくるもの」「優先するもの」というニュアンスが含まれていることがよく分かりますね。
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