英作文の宿題が出た！ どうしよう、英文書けない！ そんな時ChatGPTが大活躍します。でも「ChatGPTを使って英文を作ると、先生にバレませんか？」という疑問が頭をよぎるのではないでしょうか。でも大丈夫。バレないようにする自学自習の勉強法を試せばよいのです。
「バレる」ということは、「ChatGPTに出力してもらった英文をもう1度書いてごらん」と言われても全然書けない、もしくはChatGPTに出力してもらった英文があまりにも高度過ぎるとか、ミスがまったくないという場合でしょう。こうした事態を避けるためにChatGPTをどう活用するのかを説明します。この方法を使えば、宿題をかたづけることができるだけでなく、確実に英作文の力も付きます。最後まで読んでぜひおためし下さい。
ChatGPTで英作文力を強化：プロンプトを使った英文法チェックの方法とは？ 準備編
以下の手順でChatGPTに英文の出力をお願いしましょう。プロンプトとは、ChatGPTへの指示文という意味です。
ChatGPTを使ったことが「バレる」のは、出力した英文が難しすぎる時です。英文が難しければ、発音はできない、出力された英文を頭に入れることができない、ということになります。「提出した英文を最初から書いてみなさい」と言われても書けないのでは、ChatGPTを使ったことは、すぐ「バレて」しまいます。そのため、英文のレベルを指定することが重要になるのです。できるだけ覚えやすいように、「中学生レベルで」とか、「中学1年生レベル」でなどの指定をするとよいでしょう。
以下例1から例3までのプロンプト例をご紹介します。そのままコピペした上で、自分に合わせて日本語訳等を付け加えて下さい。「#日本文：」の部分は、ChatGPTに英訳する和文をはっきりとわかってもらうためのプロンプトです。
プロンプト例1
次の日本文を英語にして下さい。#日本文：（ここに自分で書いた日本語訳を書き込む）
プロンプト例2
次の日本文を英語にして下さい。英文は中学校2年生程度のレベルとして下さい。#日本文：（ここに自分で書いた日本語訳を書き込む）
プロンプト例3
次の日本文を英語にして下さい。英文は中学2年生レベルの英語として下さい。文法事項として、受動態の表現を最低1つは含めて下さい。#日本文：（ここに自分で書いた日本語訳を書き込む）
もしここで出力した英語のレベルが難しい場合、「もっと簡単な英語にして下さい」と入力してみるとよいかもしれません。
ChatGPTを利用した英語文法チェック方法：プロンプトによる効率的な英作文学習法 実践編
この手順は、2回から3回繰り返してみて下さい。ある程度間違いがなくなれば合格です。スペルミスも指摘してくれますので間違いがあれば直しておきましょう。
プロンプト例4
次の英文の誤りを訂正して下さい。間違えた部分について、解説を加えて下さい。#英文：（自分の覚えた英文をコピペする）
「#英文：」の部分は、ChatGPTにどこからがチェックを入れる英文なのかを理解してもらうプロンプト（指示）です。
ChatGPTの英文法チェック機能を最大限に活用する方法とそのメリット 提出編
頭に入れた英文をいよいよ提出します。提出の際には、次のようにするとよいでしょう。
英作文の宿題が出る時、これは自学自習のための練習と考えるべきでしょう。自分で努力した結果、間違いが残っていたとしても、努力の成果を示すことが宿題の目的の1つでもあるわけですから、完璧を目指す必要はないと考えます。どれほどの英語の達人でも、もっと言えば、英語のネイティブでも間違いはするわけですから。
まとめ
ここでご紹介した方法はできれば日常的に試してみて下さい。基本的な英文の作り方が全然わからないという場合は、こちらの記事も読んでみて下さい。
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