conserveをパーツに分割すると、con+serveとなります。con-は、communicationのcom-と同じで「一緒」を意味します。serveは、「奉仕する」「仕える」という意味です。「一緒に」「奉仕する」ということから、「保護する」「大切にする」等の意味になるわけです。
名詞のconservationは、よく出てくる単語ですから、ぜひ覚えておいて下さい。
conserveの派生語
conservation | 保存、保護、環境保護 | コンザーベイション |
conservational | 保護に関する | コンザーベイショナル |
conservatism | 保守主義 | コンザーヴァティズム |
conservative | 保守的な、保守主義者 | コンザーヴァティブ |
conservatively | 保守的に | コンザーヴァティブリー |
conservator | 保存者、保護者 | コンザーヴァター |
conservancy | 自然保護団体、保存 | コンザーヴァンシー |
conserveの語源的意味
「conserve」は「保存する」「保護する」という意味を持つ英単語です。この言葉は、自然や文化、資源を守るときに使われる重要な単語です。その語源を理解すると、この言葉の本質がよりよくわかります。
語源の解説
- ラテン語「conservare」から来た言葉
「conserve」はラテン語の「conservare」に由来します。この単語は以下の2つの部分から成り立っています:- 「con-(共に、一緒に)」
これは「一緒に」や「完全に」という意味を持つ接頭辞です。 - 「servare(守る、保つ)」
これは「守る」や「保存する」という意味の動詞です。
合わせると、「完全に守る」「しっかり保存する」というニュアンスになります。
- フランス語「conserver」
このラテン語がフランス語を通じて英語に取り入れられ、「conserve」となりました。そのため、現在でも「保存する」「保護する」という意味で使われています。
わかりやすい解説
「conserve」という言葉は、簡単に言うと「大切なものを守って長く保つ」という意味です。たとえば:
- 自然を守る:森や川、動物たちを守ることを「conserve nature(自然を保護する)」と言います。
- エネルギーを節約する:電気や水を無駄にせず、大切に使うことを「conserve energy(エネルギーを節約する)」と言います。
- 文化や伝統を守る:古い建物や文化を次の世代に伝えることも「conserve」という言葉で表現します。
日常生活での例
- 自然保護:ゴミを拾ったり、リサイクルをすることで「自然を保護」しています。
- 食べ物の保存:冷蔵庫に食べ物を入れて「保存」するのも「conserve」の考えに似ています。
まとめ
「conserve」は「何かを大切に守り、長く続ける」ことを表します。この言葉を使うときは、「自然」「文化」「エネルギー」など、守るべき価値のあるものを思い浮かべると覚えやすいです。これからも「conserve」を意識して、地球や身の回りのものを大切にしましょう!
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