worshipをパーツに分解すると、wor+shipとなります。-shipは、friendshipにみられるように、 「状態」「資格」を意味します。wor-は、worth「~の価値がある」という意味です。wor+shipで「価値のある状態」から、「尊敬」「崇拝」という意味になるわけです。
worshipの派生語
worshipper (worshiper) | 崇拝者、礼拝者 | ワーシッパー |
worshipful | 敬虔な、崇拝に満ちた | ワーシップフル |
worshipfully | 敬虔に、崇拝するように | ワーシップフリー |
worshipfulness | 敬虔さ、崇拝の態度 | ワーシップフルネス |
unworshipped | 崇拝されていない | アンワーシップト |
idol worship | 偶像崇拝 | アイドルワーシップ |
worshipの語源的意味
「worship」は「崇拝する」「礼拝する」「敬意を払う」という意味を持つ英単語です。この言葉は宗教的な場面だけでなく、尊敬や敬愛を表現する場面でも使われます。その語源をたどると、この言葉がどのように生まれたかがよくわかります。
語源の解説
- 古英語「weorðscipe」に由来
「worship」は古英語の「weorðscipe(ワースシップ)」から来ています。この単語は以下の2つの部分から成り立っています:- 「weorð(価値、尊敬)」
現代英語の「worth(価値)」にあたる言葉で、「大切なもの」「尊敬に値するもの」を意味します。 - 「-scipe(状態、行為)」
現代英語の「-ship」にあたる部分で、「~の状態」「~の行為」を示します。
これらを合わせると、「尊敬すべき状態」や「価値のあるものを尊ぶ行為」という意味になります。
- 現代英語への変化
時代を経て「weorðscipe」は「worship」と簡略化され、主に宗教的な「神や崇高な存在を崇拝する行為」を指す言葉として使われるようになりました。
わかりやすい解説
「worship」という言葉は、簡単に言うと「何かを心から大切に思い、敬うこと」を意味します。たとえば:
- 宗教の場面:教会や神社で祈ることを「worship」と言います。これは、神様や仏様に感謝や願いを伝える行為です。
- 人への敬意:とても尊敬する人を心の中で「素晴らしい」と思うことも「worship」と表現する場合があります。
日常生活での例え
- 礼拝:教会や寺院で神様に祈る行為。
- アイドル崇拝:大好きな芸能人をとても尊敬し、ポスターを貼ったり応援したりする行為を「idol worship(偶像崇拝)」と言うことがあります。
まとめ
「worship」は「心から敬い、大切にする」という気持ちを表す言葉です。語源の「weorðscipe」には「価値があるものを尊ぶ」という意味があり、今でもその本質は変わりません。宗教的な行為だけでなく、日常の中で「尊敬」や「感謝」を表すときにも使える言葉です。この考えを覚えておけば、英語の「worship」をより深く理解できるでしょう!
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