はじめに|リスニングは「先読み」で決まる!
IELTSのリスニングは、全部で約30分、音声は一発勝負。しかも話の流れを聞きながら解答する必要があるため、設問の「先読み」がとても大事になります。
この記事では、「先読みって何?」「どうやってやるの?」という初心者の疑問から、設問タイプごとの注意点までくわしく解説します。
この記事を読めば、次のことがわかります:
・先読みのやり方とコツ
・セクションごとの特徴と難しさ
・各設問タイプの攻略ポイント
・リスニングでありがちな失敗と対策
英語に自信がない人でも大丈夫。やさしく丁寧に解説していきます。
セクション別の特徴を知ろう|セクション1~4の難易度と話題
IELTSリスニングには4つのセクションがあります。それぞれテーマやスピーカーの数、難易度がちがいます。
セクション1:日常会話(例:ホテル予約)
特徴:比較的やさしい。聞き取りやすい。
セクション2:モノローグ(例:案内放送)
特徴:地図や図解など視覚情報もあることが多い。
セクション3:複数人の会話(例:学生のディスカッション)
特徴:話者の区別が難しい。
セクション4:学術的なモノローグ(例:講義)
特徴:語彙レベルが高く、集中力が必要。
セクションが進むにつれて難易度が上がっていくので、最初のセクションで確実に点数を取ることが大切です。
「先読み」って何?|IELTSリスニングの必須テクニック
リスニングの各セクションが始まる前に、設問を読む時間が30〜45秒ほどあります。
この時間を使って「設問と選択肢を読んでおく」ことを、先読みといいます。
先読みのポイント:
・数字・地名・固有名詞にマーカーを引く(頭に入れる)
・設問の順番を意識(音声は設問順に流れる)
・設問タイプによって注意する情報が違う(例:穴埋めは数字や名詞)
たとえば「Write ONE word only.」とあれば、単語数に注意しないと失点します。
設問タイプ別攻略法|頻出タイプと注意点

IELTSリスニングでは、出題形式も多様です。以下によく出るタイプをまとめました。
空欄補充(Form/Note/Table)
特徴:単語数制限に注意。音声とまったく同じ言葉が答えになる。
選択問題(Multiple choice)
特徴:選択肢が似ているため、先に選択肢を読んで違いをつかんでおく。
地図問題(Map labeling)
特徴:方角(north, southなど)や位置関係の語彙に慣れておく。
マッチング問題
特徴:話者の意見や特徴を区別する力が必要。
特に「空欄補充」と「地図問題」は初中級者が苦手としやすいので、パターンに慣れておくと安心です。
よくある失敗と対策
❌ 音声が終わってから設問を読んでしまう
→ ✅ 事前の先読みが間に合うよう、時間配分を練習しよう
❌ 選択肢のすべてを読んでいる間に音声が流れた
→ ✅ 最初のキーワードだけでも把握しておく
❌ 焦って誤字やスペルミス
→ ✅ 最後の10分の「転記時間」で冷静に見直すことが大切
おすすめ勉強法|本番に強くなるトレーニング
・音声付き問題集を繰り返す(公式問題集がベスト)
・設問→音声→復習→シャドーイングの4ステップを繰り返す
・Dictation(書き取り)で語彙力と聞き取り力を同時に強化
市販教材では『Official IELTS Practice Materials』シリーズが信頼できます。
また、スマホアプリやYouTubeの公式IELTS Listening素材も効果的です。
シャドーイング
オーバーラッピング シャドーイング 取り組む際の注意点
初見のオーバーラッピングやシャドーイング
まとめ|先読み+練習がカギ
IELTSリスニングで高得点を取るには、「先読み」+「設問パターンの慣れ」+「繰り返し練習」が最重要です。
自信をつけるには、「できた!」という成功体験の積み重ねが必要です。今日から、公式問題集を使って先読み練習を始めてみましょう。
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