現役大学英語教員のイッセーです。
「ゲームで英語力がつくって本当？」「本当に話せるようになるの？」——そんな疑問を持っている方へ。
この記事では、実際に英語が話せるようになった人たちの体験談をもとに、“なぜゲームで話せるようになるのか”を3つの視点から解説します。
英語が苦手な人でも、参考書や単語帳に頼らず、楽しみながら英語が身についた秘密とは？勉強が続かない人ほど試してほしい“話せる英語力”の鍛え方です。
不登校だったうちの息子が海外に本社のある会社に就職できたのは、当時やったゲームのおかげです。
この記事を読むとわかること
- ゲームを通じて英語が話せるようになった人のリアルな体験談
- 英語力ゼロからでも効果が出た具体的な学習パターン
- 「楽しみながら続く」ゲーム英語学習の成功ポイント
なぜゲームで英語が話せるようになるのか？
理由1：即応力が鍛えられる“反射的フレーズ練習”
オンラインゲームでは、チャットやボイスで素早く反応する必要があります。
たとえば「Behind you!（うしろ！）」「Wait up!（ちょっと待って）」など、使う場面と一緒に覚えるので、暗記ではなく“使える英語”として定着します。
プレイヤーのDさん（高校生）は「英語で話すのが怖くなくなった」と語ります。
聞き取れなかったら「Say again?」「One more time?」と伝えるうちに、英語のやり取り自体が“会話”として楽しくなったとのこと。
理由2：ゲームのストーリーが“読解力と英語回路”を育てる
RPGなど物語性のあるゲームでは、キャラ同士のやり取りやミッション内容がすべて英語で展開されます。
特に「Dragon Quest XI（英語版）」「Persona 5（英語版）」などでは、自然な会話が豊富で“読んで理解する力”が鍛えられます。
大学生のEさんは、「日本語なら読み飛ばすセリフも、英語だと集中して読もうとするので、逆に深く物語に入り込めた」と語っています。
理由3：好きだから続く。“習慣化×反復”で自然と口から出る
英語を話せるようになるには“反復”が必要です。でも、勉強だと続かない……。
そんなときに、好きなゲームを毎日30分プレイするだけで、自然と「覚えて→使う」をくり返せるのが最大のメリットです。
社会人のFさんは「毎日ゲーム内で“Let’s trade.（交換しよう）”って言ってたら、気づいたら言えるようになってた」とコメント。
勉強では得られない“使いながら身につく感覚”がゲームにはあります。
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←ここにまかせれば安心してゲームで英語力を伸ばせます。
英語が話せるようになった人に共通する3つのポイント
- 英語設定でプレイする（日本語に戻さない）
- わからない単語を“文脈”で推測するクセをつける
- 同じフレーズを“使って覚える”サイクルを続ける
科学的根拠もある！ゲームで英語力が伸びる研究例
スロバキアの研究（Kováčová et al., 2024）によると、週5時間以上英語設定でゲームをする学生は、語彙テストで非プレイヤーより12％高いスコアを記録。
また、スウェーデンの大学では、英語でボイスチャットをするゲーマーのスピーキング力が顕著に高かったと報告されています。
▶ 出典：PMC11260936, diva-portal.org
まとめ：話せる英語は、ゲームの中で身につける時代へ！
英語が話せるようになった人たちの多くが、「続けられたのはゲームだったから」と語ります。
単語帳よりゲーム、問題集より実戦。好きなことで“続けられる”からこそ、自然と“話せる英語”が身についていくのです。
あなたもまずは英語設定でゲームをプレイしてみましょう。そこが“話せる自分”へのスタートラインかもしれません。
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