はじめに|未経験でも“準備の仕方”でチャンスは広がる
「未経験だけど、この分野に挑戦したい」
そう思ったとき、最初にぶつかるのは不安より**“何から始めればいい?”**という迷いかもしれません。
でも大丈夫です。
未経験でも選考を突破する人たちは、特別な才能があるわけではなく、
・正しい学び方を知っている
・小さな成果を形にしている(=ポートフォリオ)
という共通点があります。
この記事では、20代が今からでも始められる「学び方」と「ポートフォリオの作り方」を丁寧に解説します。
未経験の壁を越えるコツは“学び方の設計”にある

未経験でも採用された人たちの多くが実践しているのが、
「学ぶ → 小さく作る → 人に見せる」というサイクルです。
● ① 学ぶ(インプット)
基礎知識や用語を理解する段階。
YouTube、書籍、オンライン講座などコストを抑えて始められるものが多いです。
● ② 小さく作る(アウトプット)
作業レベルで簡単なものを形にする段階。
後述のポートフォリオ作りとつながります。
● ③ 人に見せる(第三者に評価される)
少人数でもOK。誰かにフィードバックをもらうだけで成長速度が上がります。
学び方のロードマップ|「最短で身につく順番」で動く
未経験者がつまずきにくい順番に並べると、以下の流れになります。
STEP1:全体像をつかむ(1〜3日程度)
- その仕事の1日の流れ
- 使うツール
- よくある業務内容
- 必要なスキル
まずは“ざっくり理解”が大事です。
ここで難しい本に手を出す必要はありません。
STEP2:基礎スキルを固める(1〜4週間)
分野例としては…
- IT系:HTML/CSS、簡単なExcel操作
- デザイン系:CanvaやFigmaの操作
- 事務系:Excel関数、文章作成、メール対応
- 営業系:商材理解、提案の流れ、顧客課題の整理
分野ごとの細かい案内は、Aシリーズ(未経験転職)とも相性が良いです:
→ 「未経験転職がしやすい業界と難しい業界の特徴」(関連記事)
STEP3:小さく作る(1〜2週間)
“完璧”より“できる範囲で手を動かす”ことが大切です。
例:
- IT → 簡単なフォームを作る
- デザイン → バナーを3種類作る
- 事務 → 分析用のExcel表を作る
- 営業 → 想定顧客に向けた提案資料を作る
STEP4:改善する(第三者フィードバック)
友人・SNS・コミュニティ・スクール…
どんな場所でも良いので、一度見てもらうだけで伸び方が変わります。
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未経験者の合否を分ける「ポートフォリオ」とは?
ポートフォリオとは、
自分ができることをまとめた“作品集・実績集”のこと。
経験が浅い20代にとって、これは強力な武器になります。
● ポートフォリオがあると何が変わる?
- 未経験でも「できること」が一目で伝わる
- 面接時の説明がしやすくなる
- 採用側があなたをイメージしやすくなる
- 他の候補者との差別化につながる
企業は未経験者を見るとき、
“育てられるかどうか”を重視します。
ポートフォリオは、まさにその判断材料です。

ポートフォリオに入れるべき5つの要素
難しく考える必要はありません。
次の5つがそろっていれば十分です。
- 自己紹介(簡単に)
- 作ったもの(3〜5個程度)
- 作った目的
- 工夫した点
- 今後やりたいこと
この「目的・工夫」を入れるだけで“思考力”を評価してもらえます。
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分野別:すぐ作れるポートフォリオ例
● IT・Web系
- 自己紹介ページ
- 問い合わせフォーム
- シンプルなTodoアプリ
- 模写コーディング(既存サイトの再現)
● デザイン系
- SNSバナー3つ
- LPのファーストビュー案
- ロゴの提案ラフ
- ポスター風デザイン
● 事務職志望
- 関数を使ったExcel管理表
- 書類整理のテンプレート
- 業務フロー(図でまとめる)
● 営業職志望
- 自社製品を想定した提案書
- ヒアリング項目リスト
- 課題別提案例
ポートフォリオは“綺麗よりわかりやすさ”が一番大事
未経験のポートフォリオでありがちな悩みは、
- クオリティが低い気がする
- どこまで作れば良いかわからない
というもの。
でも本当に大事なのは
「考えて作ったことが伝わるか」です。
面接で話すときは、
→ 「面接で自分の経験を『再現性のある強み』として話す方法」(関連記事)
と組み合わせると説得力が一気に増します。
未経験転職で大切なのは“積み重ね”と“見える化”
未経験の挑戦では、
- 完璧に仕上げる
よりも - 一歩ずつ積み重ねる
- 作ったものを見える形にして残す
ことが何より重要です。
学び→制作→改善
のサイクルを回すだけで、あなたの実力は確実に積み重なっていきます。
20代が転職で評価されるスキルと自己アピールの作り方(関連記事)
引用元
著者情報
鈴木一世|現役大学教員・カウンセラー。
20代の悩みを大学・相談支援の現場で見てきました。
息子が未経験職種への転職を考えていることもあり、若者のキャリア形成により興味を持っています。
Twitter: @suzukiissei8
ブログトップ:https://isseisuzuki.org

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