significantをパーツに分割すると、sign+ifi+cantとなります。signは「サイン」。重要な契約を結ぶ時などは、書類にサインをします。サインをする必要があるほど「重要な」というのがsignificantの意味になるわけです。
significantの派生語
significant | 重要な、意義深い | シグニフィカント |
significance | 意義、重要性 | シグニフィカンス |
significantly | 著しく、大いに | シグニフィカントリー |
insignificance | 無意味、重要でないこと | インシグニフィカンス |
insignificant | 取るに足らない、重要でない | インシグニフィカント |
signification | 表示、意味 | シグニフィケイション |
significantの語源的意味
「significant」の意味と語源的背景
significantは「重要な」「意義のある」という意味を持つ英単語です。この言葉を深く理解するために、語源をたどってみましょう。
語源の解説
- ラテン語の「signum(印、しるし)」
「significant」の元となる言葉はラテン語の「signum」です。この単語は「しるし」や「印」を意味します。たとえば、古代ローマでは「旗や紋章」などを指す重要な目印として使われていました。
- ラテン語の動詞「significare(知らせる、意味する)」
「signum」に動詞の要素が加わった「significare」は、「しるしを通して意味を伝える」というニュアンスを持っています。この動詞が元となり、「significant」という形容詞が生まれました。
- 形容詞化した「significant」
こうして、「しるしを持つもの」「何かを伝える意味を持つもの」というニュアンスから、現代の「重要な」「意義深い」という意味が生まれました。
「significant」という言葉は、何かが「特別な意味を持っている」ことを表します。たとえば、以下のような場面で使われます:
第二の使い方:統計や変化における「significant」
科学や統計の分野では、significantという言葉は「重要な変化があった」とか「ただの偶然ではない」という意味でも使われます。たとえば、実験でデータに明らかな変化があれば、それを「statistically significant(統計的に有意)」と呼びます。
日常で覚えやすい例え
significantは「ただの出来事ではなく、特別な意味や影響がある」と考えると覚えやすいです。たとえば、空に虹が出たらそれは普通の天気とは違い、特別な意味を持つ出来事だと感じることがあるでしょう。このような特別さを「significant」と呼びます。
まとめ
significantという言葉の背後には、「しるし」や「何かを伝える」という考えが隠れています。この単語を使うときは、ただの出来事や物事ではなく、「重要で特別な意味がある」と感じるものをイメージすると覚えやすいですね!
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