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Dreams Come TrueのWinter Songをめぐるドラマ 洋楽の授業(余談)

著者情報
【著者:鈴木一世(イッセー)】

現役大学教員・カウンセラー。
  専門の「第二言語習得理論」と「心理学」に基づき、氷河期世代・非正規雇用・転職に関わるリスキリング戦略をデータで解説。挫折しそうな人のための、脳と心の攻略ガイド。  

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 以前、私はいわゆる「季節もの」で洋楽を授業に取り入れていました。12月の定番と言えば、マライア・キャリーのAll I Want for Christmas is you、山下達郎のChristmas Eve、もしくはDreams Come TrueのWinter Songでしょう。

 私がある年Winter Songを授業で取り上げた時の話です。ちょうどその日はクリスマスイブ。

12月のはじめからWinter Songの練習をして、学生さんは、そろそろカラオケで歌えるようになるくらいになってしました。

私は授業の終わりに「今日あたり、この曲をカラオケで歌うと人気者になれるんじゃない?」と伝えました。

 年が明けて最初の授業で、ある学生さんが授業のコメント票にこんなことを書いてくれました。

 「イブの日、実は私デートだったんです。でも、いつまで待っても彼氏が来なくて・・・それで、友だち誘ってカラオケに行ったんです。

授業でもらったプリントをその子に渡して、その和訳見ながら聞いててねって伝えて、私、Winter Song歌ったんです。

そしたらその子が泣き出してしまって・・・。後で聞いたら、その子もイブの日、彼氏に振られたらしくって(笑)」。

 もしかすると、この学生さん、彼氏にWinter Song歌ってあげたいと思っていたのではないでしょうか。それで授業のプリントを持って行ったのかもしれません。

 残念なイブにはなりましたが、その後長いこと、思い出に残るのではないでしょうか。

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