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英語力を武器に転職するためのレベル別ガイド|TOEIC・英検・実務英語の整理

この記事でわかること

転職活動で「英語力」を武器にしたいと考えている方は多いでしょう。

しかし、「TOEIC何点あれば有利なのか」「英検は評価されるのか」「実務で使える英語とは何か」といった疑問を持つ方も少なくありません。

この記事では、20代の転職市場における英語力の評価基準を、レベル別・業界別に整理してお伝えします。

自分の現在地を知り、目指すべき方向を明確にすることで、効率的なキャリア戦略を立てられるはずです。

この記事を読むとわかること

  • TOEICスコア別の転職市場での評価
  • 英検と実務英語力の関係性
  • 業界・職種別に求められる英語レベル
  • 未経験から目指せる現実的な目標設定
  1. 転職市場で「英語力」が評価される理由
    1. グローバル化する日本企業の実態
    2. 20代の転職で英語力が有利になる背景
  2. 20代転職でのTOEICスコア別評価|何点から「武器」になるか
    1. TOEIC 400点台:基礎レベル
    2. TOEIC 500~590点:初級~中級レベル
    3. TOEIC 600~695点:中級レベル(標準的な評価ライン)
    4. TOEIC 700~795点:中上級レベル(差別化のライン)
    5. TOEIC 800~895点:上級レベル
    6. TOEIC 900点以上:最上級レベル
  3. 英検(実用英語技能検定)の評価
    1. 転職市場での英検の位置づけ
    2. 級別の評価基準
    3. 英検のメリットとデメリット
    4. 転職での活用アドバイス
  4. 転職で評価される「実務英語力」とは何か|TOEICスコアとの違い
    1. 資格スコアと実務能力のギャップ
    2. 企業が求める「実務英語力」の3要素
    3. 実務英語力を証明する方法
  5. 業界・職種別に求められる英語レベル
    1. IT業界
    2. 商社・貿易
    3. メーカー(製造業)
    4. 外資系企業
    5. ホテル・観光業界
  6. 未経験から英語を活かした転職を目指すステップ
    1. ステップ1:現在地の把握(1週間~2週間)
    2. ステップ2:目標設定と学習計画(1ヶ月)
    3. ステップ3:実務英語の体験(並行して進める)
    4. ステップ4:転職活動での英語力のアピール(目標達成後)
  7. FAQ:よくある質問と回答
    1. Q1. TOEIC900点だと転職は有利か
    2. Q2. TOEICのスコアは何年前まで有効か
    3. Q3. 英検2級しかないが、転職に使えるか
    4. Q4. スピーキング力に自信がない。TOEICスコアだけで大丈夫か
    5. Q5. 英語力不足でも応募してよいか
    6. Q6. 英語以外のスキルがなくても転職できるか
  8. まとめ:自分に合った英語レベルの目標設定を
    1. この記事のポイント
    2. 次のアクションプラン
    3. 関連記事でさらに深く学ぶ
  9. 著者について
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転職市場で「英語力」が評価される理由

英語力を武器に転職するためのレベル別ガイド|TOEIC・英検・実務英語の整理

グローバル化する日本企業の実態

経済産業省やJBICの調査によると、日本企業の海外売上高比率は年々上昇しています。

製造業全体でも海外売上比率は4割前後まで伸びており、特に大手メーカーでは海外売上が50%を超える企業も珍しくありません。

多くの企業が海外市場への展開を進めており、英語でのコミュニケーション能力は「あると便利」から「必須スキル」へと変化しています。

20代の転職で英語力が有利になる背景

20代という年齢層は、企業にとって「育成前提の採用」が中心です。

そのため、完璧な英語力よりも「伸びしろ」や「学習姿勢」が評価されやすい傾向にあります。

各種調査でも、20代の中途採用で「語学力」を評価する企業は着実に増えています。

特にIT・メーカー・商社など海外との取引が多い業界では、その傾向がより強く表れています。

20代転職でのTOEICスコア別評価|何点から「武器」になるか

まず、TOEICスコア別の評価基準を一覧で確認しましょう。

TOEICスコア別評価の目安

TOEICスコアレベル感20代転職での位置づけねらえる職種の例
400~595点初級武器というより「学習中」の証明英語不要職+「勉強中」のアピール
600~695点中級「最低限の英語力」ライン貿易事務補助、外資系事務、カスタマーサポートなど
700~795点中上級「英語ができる」と評価され始める海外営業候補、外資系カスタマーサポート、グローバル部門など
800~895点上級英語を前提にしたポジションを狙える外資系営業・マーケティング、人事、ITグローバル案件など
900点以上最上級英語自体は十分。内容(実績)が勝負コンサルティング、戦略部門、海外駐在候補など

それでは、各レベルを詳しく見ていきましょう。

TOEIC 400点台:基礎レベル

評価される場面

  • 英語を使わない職種での「学習意欲」のアピール材料
  • 社内の語学研修制度がある企業での成長ポテンシャル

転職市場での位置づけ
正直なところ、転職の武器としては不十分です。ただし、「これから英語を学ぶ意欲がある」という姿勢の証明にはなります。

現実的な活用法

  • 応募書類には記載せず、面接で「現在600点を目指して学習中」と伝える
  • 入社後の語学研修を前提とした求人を探す

TOEIC 500~590点:初級~中級レベル

評価される場面

  • 社内文書の簡単な読解が求められる職種
  • 海外とのメールでのやり取りがある部署(補助的な役割)

転職市場での位置づけ
「英語に抵抗がない」程度の評価です。求人票に「TOEIC600点以上」と記載されている場合、応募は可能ですが、競合との差別化が必要になります。

おすすめの戦略

  • 600点台を目指した短期集中学習を優先
  • 他のスキル(IT・営業経験など)との組み合わせでアピール

TOEIC 600~695点:中級レベル(標準的な評価ライン)

評価される場面

  • メーカーの海外営業(補助業務)
  • IT企業のテクニカルサポート(英語マニュアル対応)
  • ホテル・観光業界のフロント業務

転職市場での位置づけ
多くの企業が「最低限の英語力」として設定する基準です。この層では、実務経験や他のスキルとの掛け合わせが重要になります。

実際の採用基準例

  • 大手メーカー:600点以上(海外営業事務)
  • IT系SIer:650点以上(グローバルプロジェクト参加可能性)
  • ホテルチェーン:600点以上(外国人客対応)

TOEIC 700~795点:中上級レベル(差別化のライン)

評価される場面

  • 外資系企業の一次面接通過基準
  • 海外駐在候補としての選考対象
  • 英語での会議参加(聞き手として)

転職市場での位置づけ
20代の転職では「英語力がある」と評価される最初のラインです。この層になると、英語を使う実務経験がなくても、ポテンシャル採用で評価されやすくなります。

具体的なキャリアパス

  • 日系グローバル企業:海外営業、購買部門
  • 外資系企業:営業、カスタマーサポート
  • IT企業:ブリッジエンジニア、テクニカルライター

TOEIC 800~895点:上級レベル

評価される場面

  • 外資系企業の中途採用(英語面接あり)
  • 海外子会社とのプロジェクトマネジメント
  • 通訳・翻訳を伴わない実務コミュニケーション

転職市場での位置づけ
「英語で業務を遂行できる」と判断される水準です。このレベルになると、英語力自体よりも「何を英語で成し遂げたか」が問われるようになります。

注意すべきポイント
スコアだけでは不十分です。実務経験や具体的なエピソード(「英語で〇〇というプロジェクトを推進した」など)が求められます。

TOEIC 900点以上:最上級レベル

評価される場面

  • 外資系コンサルティングファーム
  • グローバル企業の経営企画・戦略部門
  • 海外駐在の最有力候補

転職市場での位置づけ
スコアとしては申し分ありませんが、20代の場合は「スコアだけ高くて実務経験がない」と見られるリスクもあります。面接では「どのように英語を使ってきたか」を具体的に説明する準備が必要です。

よくある誤解
TOEIC900点=ネイティブレベルではありません。あくまで「ビジネス英語の読解・聴解力が高い」という評価です。スピーキング力は別途、英語面接で判断されます。

英検(実用英語技能検定)の評価

転職市場での英検の位置づけ

結論から言うと、英検は「中途採用ではTOEICほど重視されない」のが実情です。ただし、準1級以上であれば十分な評価を得られます。

級別の評価基準

英検2級(高校卒業程度)

  • 転職市場での評価:限定的
  • TOEIC換算目安:550点程度
  • 活用できる場面:教育業界、英語講師補助

英検準1級(大学中級程度)

  • 転職市場での評価:TOEIC785点程度に相当
  • 活用できる場面:外資系企業、グローバル企業
  • ポイント:ライティング・スピーキング試験があるため、「総合的な英語力」の証明になる

英検1級(大学上級程度)

  • 転職市場での評価:TOEIC900点以上相当
  • 活用できる場面:通訳・翻訳、英語教育、外資系コンサル
  • ポイント:準1級と1級の間には大きな差があり、1級は英語力の高さを明確に示せる

※TOEICと英検は目的や出題形式が異なるため、上記のスコアはあくまでCEFR等に基づいた「目安」であり、公式な換算ではありません。

英検のメリットとデメリット

メリット

  • スピーキング・ライティング能力の証明になる
  • 一度取得すれば更新不要(TOEICは2年が目安)
  • 教育関連の職種では高評価

デメリット

  • 企業の採用基準として明示されることが少ない
  • TOEICスコアでの換算が曖昧
  • ビジネス英語に特化していない

転職での活用アドバイス

英検とTOEICの併記
両方を履歴書に記載することで、「総合的な英語力」と「ビジネス英語力」の両面をアピールできます。

例:英検準1級(2023年取得)、TOEIC 780点(2024年3月)

面接での説明方法
「英検準1級でスピーキング力を、TOEICでビジネス文書の読解力を証明しています。実務では〇〇で活用しました」と具体的に伝えましょう。

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転職で評価される「実務英語力」とは何か|TOEICスコアとの違い

資格スコアと実務能力のギャップ

TOEIC高得点者でも「実務で使えない」ケースは珍しくありません。なぜなら、TOEICは「読む・聞く」の受動的スキルが中心で、「話す・書く」の能動的スキルは測られないからです。

企業が求める「実務英語力」の3要素

1. 文書作成力(ライティング)

  • ビジネスメールの作成
  • 報告書・提案書の英語化
  • 社内文書の翻訳・校正

評価されるポイント
正確性よりも「相手に伝わるか」が重視されます。文法の多少の誤りよりも、ロジカルな構成と明確なメッセージが評価されます。

2. 会話力(スピーキング)

  • 電話・Web会議での意思疎通
  • プレゼンテーションの実施
  • 商談・交渉の場での対応

評価されるポイント
流暢さよりも「言いたいことが伝えられるか」です。難しい単語を使うよりも、簡潔でわかりやすい表現が好まれます。

3. 異文化コミュニケーション力

  • 文化的背景の異なる相手との調整
  • 非言語コミュニケーションへの対応
  • 誤解を防ぐための確認スキル

評価されるポイント
「言語力」だけでなく、「相手の文化や考え方を理解しようとする姿勢」が重視されます。

実務英語力を証明する方法

1. 具体的なエピソードを語る
「TOEICは780点ですが、前職では海外サプライヤーと週1回の英語MTGを実施し、納期調整や仕様変更の交渉を担当していました」

2. 成果物を示す

  • 英語で作成した提案書
  • 英語でのプレゼン資料
  • 海外とのメールのやり取り(機密情報を除く)

3. 推薦状や評価を活用
「上司からの評価で『英語でのコミュニケーションに問題なし』との記載があります」

業界・職種別に求められる英語レベル

IT業界

システムエンジニア・プログラマー

  • 最低基準:TOEIC 500~600点(英語ドキュメント読解)
  • 推奨レベル:TOEIC 700点以上(海外チームとの協業)
  • 実務で必要な英語:技術文書の読解、Slack/Teamsでのテキストコミュニケーション

ブリッジエンジニア

  • 最低基準:TOEIC 750点以上
  • 推奨レベル:TOEIC 850点以上+スピーキング経験
  • 実務で必要な英語:オンライン会議、仕様調整、進捗報告

IT業界で英語を活かしたい方は、20代が英語力を活かせる仕事11選(関連記事)もあわせてご覧ください。

商社・貿易

営業事務・貿易事務

  • 最低基準:TOEIC 600~650点
  • 推奨レベル:TOEIC 700~750点
  • 実務で必要な英語:英文メール、インボイス・契約書の読解

海外営業

  • 最低基準:TOEIC 750点以上
  • 推奨レベル:TOEIC 850点以上+ビジネス会話力
  • 実務で必要な英語:商談、価格交渉、プレゼンテーション

メーカー(製造業)

品質管理・生産管理

  • 最低基準:TOEIC 600点程度
  • 推奨レベル:TOEIC 700点以上
  • 実務で必要な英語:技術仕様書の読解、海外工場との報告・連絡

海外営業・マーケティング

  • 最低基準:TOEIC 750点以上
  • 推奨レベル:TOEIC 850点以上
  • 実務で必要な英語:顧客対応、市場調査、現地法人との連携

外資系企業

営業・マーケティング

  • 最低基準:TOEIC 800点以上(英語面接あり)
  • 推奨レベル:TOEIC 850点以上+ビジネスレベルの会話力
  • 実務で必要な英語:日常業務の大半が英語(メール・会議・報告書)

バックオフィス(人事・経理)

  • 最低基準:TOEIC 750~800点
  • 推奨レベル:TOEIC 850点以上
  • 実務で必要な英語:本社への報告、グローバルシステムの運用

外資系と日系の違いについては、外資系と日系企業の違い|英語を活かして働く20代のための働き方ガイドで(近日中に公開予定)詳しく解説しています。

ホテル・観光業界

フロント・コンシェルジュ

  • 最低基準:TOEIC 600~650点
  • 推奨レベル:TOEIC 700点以上+接客英会話
  • 実務で必要な英語:チェックイン対応、施設案内、トラブル対応

ツアープランナー

  • 最低基準:TOEIC 700点以上
  • 推奨レベル:TOEIC 750点以上+旅行業務の英語知識
  • 実務で必要な英語:海外ホテル・航空会社との調整、顧客対応

未経験から英語を活かした転職を目指すステップ

ステップ1:現在地の把握(1週間~2週間)

まずは自分の英語力を客観的に測定しましょう。

やるべきこと

  • TOEIC公式問題集で模擬試験(自己採点)
  • オンライン英会話の無料体験でスピーキングレベルチェック
  • 志望業界の求人票で求められる英語レベルの確認

この段階でわかること

  • 目標スコアまでの距離
  • 弱点領域(リスニング・リーディング)
  • 実務で必要なスキルとのギャップ

ステップ2:目標設定と学習計画(1ヶ月)

SMART原則に基づく目標設定

  • Specific(具体的):「TOEICで700点を取得する」
  • Measurable(測定可能):「3ヶ月後の公開テストで達成」
  • Achievable(達成可能):現在600点なら100点アップは現実的
  • Relevant(関連性):志望企業の要件に合致
  • Time-bound(期限):「2024年8月までに」

学習計画の例(現在TOEIC 600点→目標700点の場合)

  • 平日:1日1時間(通勤時間+朝30分)
  • 休日:1日2~3時間
  • 期間:3ヶ月
  • 重点領域:リスニング強化、語彙力増強

詳しい学習方法は、語学を活かして働きたい20代のための英語学習ロードマップ(近日中に公開予定)をご参照ください。

ステップ3:実務英語の体験(並行して進める)

資格勉強と並行して、実務的な英語に触れる機会を作りましょう。

具体的な方法

  • オンライン英会話でビジネス英語コースを受講
  • 英語での業務メールの書き方を学ぶ(テンプレート活用)
  • LinkedInで英語の投稿を読む・コメントする
  • 英語のビジネス系Podcastを聴く

おすすめの実践方法
「留学なしで英語ができる人」の学習法は、留学なしで英語ができる人の強みと伝え方(近日中に公開予定)で詳しく紹介しています。

ステップ4:転職活動での英語力のアピール(目標達成後)

履歴書・職務経歴書での記載方法

【語学力】
・TOEIC L&R:700点(2024年3月取得)
・英検:準1級(2023年6月取得)
・ビジネス英語:メール作成、電話対応の実務経験あり

面接での効果的な説明例
「前職ではTOEIC600点台でしたが、海外部門への異動希望があり、3ヶ月集中して学習し700点を取得しました。

現在はオンライン英会話で週3回、ビジネス英語の会話練習を続けています。

御社でも英語を使う業務があれば、積極的にチャレンジしたいと考えています」

このような説明をすることで、スコアだけでなく学習姿勢と実務への意欲をアピールできます。

FAQ:よくある質問と回答

Q1. TOEIC900点だと転職は有利か

A:有利ですが、それだけでは不十分です

TOEIC900点は英語力の高さを証明する強力な武器ですが、20代の転職では「英語で何をしたいか」「どんな成果を出せるか」がより重要視されます。

活かし方のポイント

  • スコアを取得した背景(なぜ英語を学んだか)を説明できる
  • 実務経験がなくても、英語を使って挑戦したい具体的な業務を語れる
  • 他のスキル(ITスキル、業界知識など)と掛け合わせる

外資系企業への転職を考えている方は、面接で英語力を試されるケースも多いため、英語の音読で採用された20代の実例(関連記事)も参考になるでしょう。

Q2. TOEICのスコアは何年前まで有効か

A:公式には2年間有効とされています

TOEICのスコアは、現在は公式に「2年間有効」とされています。企業の採用現場でも「直近2年以内のスコアかどうか」を基準にするケースがほとんどです。

そのため、3年以上前の高スコアよりも、直近2年以内のスコアを更新しておく方が、転職では評価されやすくなります。

対応方法

  • 3年以上前のスコアしかない場合:可能であれば再受験を検討
  • 再受験が難しい場合:「現在のレベルはスコア時よりも向上しています」とアピール
  • 面接で「最新のスコア取得予定」を伝える

Q3. 英検2級しかないが、転職に使えるか

A:20代の転職では限定的ですが、伝え方次第で評価されます

英検2級はTOEIC500~600点程度に相当し、「基礎的な英語力がある」レベルです。

効果的な活用法

  • 「現在TOEIC700点を目指して学習中」と併記
  • 英語学習の継続性をアピール(「高校時代に取得し、現在も学習を続けています」)
  • 他の強み(専門知識、実務経験)を前面に出し、英語は「付加価値」として位置づける

Q4. スピーキング力に自信がない。TOEICスコアだけで大丈夫か

A:職種によりますが、スピーキング対策も並行すべきです

スピーキングが必須の職種

  • 外資系企業の営業・カスタマーサポート
  • 海外営業、海外駐在候補
  • 外国人と直接対応する接客業

スピーキングの優先度が低い職種

  • IT系のドキュメント作成・読解中心の業務
  • 貿易事務(メール・書類作成が中心)
  • バックオフィス系(グローバルシステム操作など)

おすすめの対策

  • オンライン英会話で月10回以上の会話練習
  • TOEIC Speaking Testの受験(スピーキング力の客観的証明)
  • 英語でのプレゼン動画を作成し、ポートフォリオとして提示

Q5. 英語力不足でも応募してよいか

A:求人票の「歓迎要件」なら積極的に応募すべきです

「必須要件」と「歓迎要件」の違い

  • 必須要件:最低限満たすべき条件(未達の場合、書類選考で落ちる可能性大)
  • 歓迎要件:あれば評価されるが、なくても応募可能

応募判断の目安

  • 必須要件の80%以上を満たしていれば挑戦する価値あり
  • 「TOEIC700点以上歓迎」で現在600点台→応募可(学習姿勢をアピール)
  • 「TOEIC800点必須」で600点台→厳しい(まずスコアアップを優先)

求人票の読み方について、さらに詳しく知りたい方は英語を使う仕事の求人票の読み方(近日中に公開予定)もご覧ください。

Q6. 英語以外のスキルがなくても転職できるか

A:厳しいのが現実ですが、戦略次第で可能性はあります

20代の転職では「英語力」は加点要素であり、それ単体では評価されにくいのが実情です。

打開策

  1. 英語×専門分野の掛け合わせ
  • IT未経験でも、プログラミングを3ヶ月学習してポートフォリオ作成
  • 営業未経験でも、英語でのテレアポ経験を積む(短期派遣など)
  1. ポテンシャル採用を狙う
  • 第二新卒枠(入社3年以内)を活用
  • 未経験歓迎のグローバル企業を探す
  1. まずは英語が活かせる環境に転職
  • 最初は英語力が評価される企業に入り、実務経験を積む
  • 2~3年後、より条件の良い企業へステップアップ

詳しくは英語×IT・英語×営業の掛け合わせで市場価値が高まるキャリア戦略(近日中に公開予定)をご参照ください。

(キャリアセッション|伴走型キャリア支援サービスの体験面談申込  )

まとめ:自分に合った英語レベルの目標設定を

この記事のポイント

  1. TOEICスコアの目安
  • 最低限の基準:600点
  • 差別化のライン:700点
  • 外資系挑戦:800点以上
  1. 英検の活用
  • 準1級以上なら転職でも評価される
  • TOEICと併記することで「総合力」をアピール
  1. 実務英語力の重要性
  • スコアだけでなく「何ができるか」を具体的に説明する
  • 面接では実務経験やエピソードを語る準備を
  1. 業界別の求められるレベル
  • IT:600~750点(職種により異なる)
  • 商社・メーカー:700~850点
  • 外資系:800点以上+会話力
  1. 未経験からのステップ
  • 現在地の把握→目標設定→学習→実務体験→転職活動
  • 3~6ヶ月の計画的な学習で100点アップは十分可能

次のアクションプラン

今すぐできること

  1. 志望業界の求人票を10件チェックし、求められる英語レベルを確認
  2. TOEIC公式問題集で現在のスコアを把握
  3. 3ヶ月後の目標スコアを設定

1週間以内にやること

  • オンライン英会話の無料体験でスピーキングレベル確認
  • 学習計画の作成(いつ・何を・どれくらい)
  • 英語学習用の教材購入・アプリダウンロード

1ヶ月以内にやること

  • TOEIC公開テストの申し込み(3ヶ月後の日程)
  • 週3回以上の学習習慣の確立
  • 英語を使う実務経験の積み方を検討(副業・ボランティアなど)

関連記事でさらに深く学ぶ

英語力を活かしたキャリア戦略について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

  • 20代が英語力を活かせる仕事11選
  • 留学なしで英語ができる人の強みと伝え方(近日中に公開予定)
  • 語学を活かして働きたい20代のための英語学習ロードマップ(近日中に公開予定)

また、転職活動全体の進め方については、20代の転職とキャリアの始め方で基礎から解説しています。

著者について

鈴木一世|現役大学教員・カウンセラー。

20代が迷う場面を、大学教育と相談支援の現場で見てきました。息子が今、転職を考えており、あらためて20代の転職について調べてみたいと考えました。

データに基づいた客観的な情報提供を心がけています。
Twitter: @suzukiissei8
ブログトップ:https://isseisuzuki.org

※この記事の情報は2025年1月時点のものです。TOEICスコアの有効期限など一部の制度は変更される可能性がありますので、転職活動の際は必ず最新情報をご確認ください。また、企業の採用基準は業界や企業規模によって異なりますので、応募前に求人票や企業サイトで詳細をご確認いただくことをお勧めします。

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