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トム・クルーズで覚えるmissionの意味

断崖絶壁にいるスタントマンの画像

ミッションインポッシブル 主演のトム・クルーズの年齢は?

 最新作の「ミッション・インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」が昨年公開され、今からPART TWOが楽しみです。が、公開は2025年となるそうで、今から待ち遠しいですね。主演はトム・クルーズです。1962年7月3日生まれ。もう60歳を超えているんですね。しかも、スタントは代役ではなく、本人がやっているとのこと。身体と心のメンテだけでも、毎日大変な苦労だと思います。

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カタカナ語 mission

 映画も有名ですし、ミッション(mission)もこの映画以外に使われることがある、いわゆるカタカナ語と考えてよいでしょう。missionは「使命」「任務」という意味です。ところで、missionを見て、別の単語を思い出しませんか? missile(ミサイル)がちょっと似ていると思います。

 ミサイルは発射して飛び出すもの。missionの語源も、「送り出す」というのがもともとの意味だそうです。ミサイルは絶対に飛んで来てほしくありませんが、missionを任されて、広い世界に飛び出すというのは悪くないかもしれません。

missionの派生語

 missionの派生語には以下のようなものがあります。「飛び出す」「送り出す」という語源を考えながら覚えてみましょう。

単語意味発音(カタカナ表記でアクセント部分を太字で表示)
missionary宣教師、布教者ッショナリー missoin+ary
missional宣教的な、布教に関するッショナル mission+al
missive公式な手紙、書簡ッシブ missi+ve
remiss怠慢な、不注意なス re+miss
re-は再び。何度もミスして送り出す=不注意な
admission入場、入学、認可;(罪の)自白アドッション ad+mission
入口から先へ進ませること
ad-は、add(付け加える)。入口から先へ進む人のリストに付け加える
commission委任、任務、手数料コミッション com+mission
transmission送信、伝達、送付トランスッション trans+mission
trans-は「トランスポーテーション(瞬間移動)」というように「移動」を意味します。
依頼先に向けて送り出す=送信
エンジンの動力を伝える機器ということで車などの変速機を意味することがあります。
remission免除、減刑、寛解ッション re+mission
re-:再び
再びミッションを課す場合、疲れているので任務の重さを減らすということです
intermission休憩、中断インターミッション inter+missoin
inter-はinと同様「間」。任務と任務の間には休憩があります。
submission提出、服従サブッション sub+missoin
sub-は「サブ・ウェイ(地下鉄」のように「下」という意味です。
上から指示されて提出する、もしくは服従するというイメージです。

おまけ デッド・レコニング

 ”Dead Reckoning”(推測航法)は、古典的な航法技術の一つであり、特に目視できるランドマークやGPSが利用できない場合に重宝されます。そのシンプルさと便利さが利点である一方、誤差が蓄積しやすいという限界もあります。現代のナビゲーション技術と組み合わせることで、”Dead Reckoning”は引き続き重要な役割を果たしています。

 船や航空機の現在位置を、最後に確認された位置から出発し、そこからの経過時間、速度、進路(方向)を基にして推測する航法の一つです。この方法では、周囲の目標物やGPSなどの現代的なナビゲーションツールを使用せず、既知の位置から移動距離と方向を推測して新しい位置を求めます。

 船の進路を決める方法としては、古い航法であることからdeadが付いているのか、直接人間の勘に頼るため「死と隣り合わせ」なのかははっきりしません。dead in the waterは「暗礁に乗り上げる」という意味であることを考えると、両方かもしれません。

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