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【語源で覚える】acknowledge|knowledge(知っていること)を”示す”のがacknowledge

著者情報
【著者:鈴木一世(イッセー)】

現役大学教員・カウンセラー。
  専門の「第二言語習得理論」と「心理学」に基づき、氷河期世代・非正規雇用・転職に関わるリスキリング戦略をデータで解説。挫折しそうな人のための、脳と心の攻略ガイド。  

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acknowledge(ac+know+ledge) は「認める」「感謝する」「受領を知らせる」という、少し幅のある動詞です。でも芯はシンプル・・・中にある know(知る) です。

ひとことで言うと、knowledge が「知っていること」なら、acknowledge は「知っていると(相手に)示すこと」。この一点を押さえると、3つの意味がすっきりつながります。

そのイメージで覚えて、正確な語源も最後に確認します。TOEIC・英検で狙われる派生語やコロケーション、英文10問の翻訳練習(解答は記事のいちばん最後)もまとめました。

お急ぎの方はショート動画でどうぞ👇

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パーツで作るコアイメージ|覚え方

acknowledge を分けると ac + know + ledge

  • know =「知る、知っている」
  • -ledge = knowledge(知識)の -ledge。「知っていること」の部分

心の中で「知っている」だけでは knowledge(知識)。それを、口や態度で相手に示すと acknowledge になります。

  • 事実を知っていると示す → 認める
  • 相手の助けを知っている(分かっている)と示す → 感謝する
  • 受け取ったと知らせる → 受領を知らせる

どれも「知っている、と表に出す」でひとつにつながります。

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コアの意味と基本の使い方

芯は「知っていると示す」。3つの意味を見ていきます。

  • (事実を)認める・・・ He acknowledged his mistake.(彼は自分の間違いを認めた。)
  • (人・行為に)感謝する・・・ I acknowledge your help.(あなたの助けに感謝します。)
  • (受け取ったと)知らせる・・・ Please acknowledge receipt of this email.(このメールの受領をお知らせください。)

うしろは名詞のほか、acknowledge that ~(~だと認める)の形もよく使います。

同義語ネットワークで語彙を増やす

意味が3方向なので、意味ごとに仲間を押さえると整理できます。

認める系

  • admit・・・(しぶしぶ)認める
  • recognize・・・(正式に)認める、それと分かる
  • accept・・・受け入れる

感謝する系

  • thank・・・感謝する
  • appreciate・・・(価値を)ありがたく思う

受領を知らせる系

  • confirm・・・確認(の返事)をする

派生語リスト|acknowledge の家族(Word Family)

同じ語幹から広がる仲間も、まとめて覚えると効率的です。

単語品詞意味ひとことメモ
acknowledge動詞認める、感謝する、受領を知らせる芯は know(知る)
acknowledged形容詞認められた、公認のan acknowledged expert
acknowledgement / acknowledgment名詞承認、感謝、受領通知英 -ement / 米 -ment
know / knowledge動詞/名詞知る/知っていることacknowledge=知っていると示す

コロケーション+例文|TOEIC対策

acknowledge は動詞なので、TOEICでは「動詞+名詞」の形と、ビジネス頻出の acknowledge receipt を押さえます。

動詞+名詞(何を認める・知らせるか)

  • acknowledge a mistake(間違いを認める)
  • acknowledge the problem(問題を認める)
  • acknowledge receipt(受領を知らせる)
  • acknowledge someone’s help(人の助けに感謝する)

例文で確認します。

  • He acknowledged his mistake.(彼は自分の間違いを認めた。)
  • Please acknowledge receipt of the email.(メールの受領をお知らせください。)

英文10個で定着|和訳はノートに書こう

ここからは練習です。acknowledge(形は acknowledged に変わることもあります)を含む英文を10本、やさしい順に並べました。ノートに和訳を書いてから、記事のいちばん最後にある【解答】で答え合わせをしてください。手を動かすと定着が段違いです。

  1. He finally acknowledged my feelings.
  2. She acknowledged my effort with a smile.
  3. Please acknowledge how far you have come.
  4. No one acknowledged his quiet kindness.
  5. They acknowledged her years of hard work.
  6. I want to acknowledge everyone who helped me.
  7. He never acknowledged how much she gave.
  8. Sometimes we forget to acknowledge small joys.
  9. Her letter acknowledged a debt she never forgot.
  10. Learn to acknowledge your own worth.

語源メモ|正確なところ

今回は、覚え方のイメージが、そのまま正確な語源です。

acknowledge は、古英語 oncnawan「理解する・認識する」(on + cnawan=know)と、knowledge 系の語が混ざってできた語です。know(知る)+ -ledge(knowledge の -ledge)。だから「知っていることを、示す」が芯になります。

【ちなみに|”c” は k を守る番人】 この c は、もともと無かった音です。英語で kn- の k が発音されなくなっていく中で、この語では「k の音を残す」ために c が入りました・・・つまり a-K-nowledge と、k を聞こえさせるための番人なんです。

【一族が超広い|know の親戚たち】

know の根っこは、印欧祖語 *gno-「知る」。ここからは、英語の know・knowledge・acknowledge だけでなく、recognize(それと分かる)・cognition(認知)・diagnosis(診断)・ignore(知らないふり=無視)・notice(気づく) まで生まれています。「知る」でつながる、世界規模の大家族です。

まとめ|次の一手

acknowledge = know(知る)+ ledge。「知っていることを、相手に示す」 から、認める・感謝する・受領を知らせる、が生まれます。ビジネス頻出の acknowledge receipt もセットで。

次の一手|ワードマップ

(ここに acknowledge のワードマップ画像を配置:中心 acknowledge から、know・knowledge・acknowledged・recognize・cognition・diagnosis・ignore などを放射状に)

know 一族(recognize・cognition・diagnosis…)まで、まとめて語彙が増やせます。関連記事もあわせてどうぞ。

acknowledgeの語源ワードマップ。中心にacknowledge(認める・感謝する)、芯にknow/knowledge(知る・知っていること)と語源*gno-、know一族としてrecognize・cognition・diagnosis・ignore/notice、派生のacknowledged・acknowledgement、同義のadmit・appreciate・confirm、使い方acknowledge receipt・acknowledge that~を配置した青基調の図。

【解答】英文和訳

答え合わせをしましょう。訳は一例なので、意味が合っていればOKです。

  1. 彼はやっと私の気持ちを認めてくれた。
  2. 彼女は笑顔で私の頑張りを認めてくれた。
  3. あなたがどれだけ進んできたか、認めてあげて。
  4. 誰も彼の静かな優しさに気づかなかった。
  5. 彼らは彼女の長年の努力を認めた。
  6. 私を助けてくれたすべての人に、感謝を伝えたい。
  7. 彼女がどれだけ尽くしたか、彼は認めなかった。
  8. 私たちは時々、小さな幸せを認める(味わう)のを忘れる。
  9. 彼女の手紙は、忘れられない恩に感謝するものだった。
  10. 自分自身の価値を、認められるようになろう。