consciousをパーツに分解すると、con+sciousとなります。
con-はcommunicationのcom-と同じで「一緒に」という意味です。
-sciousは、science(科学)と語源が同じなのです。
scienceは身の回りの出来事を、理論的に理解できるようにします。
そうした知識を「みんなで(con-)理解する」→「意識して」という意味になります。
英単語 conscious と subconscious は、どちらも「意識」に関わる語ですが、意味の境界があいまいなまま覚えている学習者は少なくありません。
実際には、自覚している心の働きと自覚されていない心の働きという、心理学的に重要な対比関係があります。
この記事では、conscious/subconscious の違いを語源のコアイメージから整理し、「なぜこの意味差になるのか」が直感的に理解できる形で解説します。
英検・TOEIC対策はもちろん、心理学英語を読み解く基礎固めとしても活用してください。

consciousの派生語
| 単語 | 意味 | 発音 |
|---|
| conscious | 意識している、気づいている | コンシャス |
| consciousness | 意識、覚醒、知覚 | コンシャスネス |
| conscient | 良心を持つ、良心的な | コンシャント |
| self-conscious | 自意識過剰な、恥ずかしがる | セルフコンシャス |
| subconscious | 潜在意識の、無意識の | サブコンシャス sub-は「下に」という意味です subway:地下鉄 |
| unconscious | 無意識の、気絶した | アンコンシャス un-は否定を意味します |
| semiconscious | 半意識の | セミコンシャス semi-は「半分」を意味します |
| preconscious | 意識の前段階にある、潜在意識の | プリコンシャス pre-は「前の」を意味します |
| conscience | 良心、道徳心 | コンシエンス con-は「一緒に」-scienceは「科学=みんなが知っていること」です。 みんなが知っておくべきこと=「道徳・良心」という意味になります |
| conscionable | 良心的な、正当な | コンシャナブル |
| unconscionable | 良心に反する、非道な | アンコンシャナブル un-は否定を意味します |
| conscientious | 良心的な、誠実な | コンシエンシャス |
| conscient | 良心を持つ | コンシエント |
consciousの語源的意味 scienceとの関係
「conscious(コンシャス)」の語源をふまえて、その意味を分かりやすく説明します。
語源:
「conscious」はラテン語の「conscire」から来ています。この言葉は「con-」と「scire」の二つの部分に分かれます。
- 「con-」は「一緒に」や「共に」という意味を持っています。
- 「scire」は「知る」という意味です。
意味:
これらを合わせると、「conscious」は「何かを一緒に知っている」という意味になります。
つまり、「周りのことや自分のことをしっかり理解している状態」、簡単に言うと「気づいている」「意識している」ということです。
「conscious」は「自分や周りのことに気づいている」「意識している」という意味です。
たとえば、授業中に先生の話に注意を向けているとき、「conscious」な状態と言えます。
反対に、ぼんやりしているときは「unconscious(意識がない)」状態です。
この語源から考えると、「自分や周りのことを知っている・気づいている」という意味で使われることが分かります。
「science」と「conscious」という二つの単語には、語源的に共通する部分があります。
それは、どちらもラテン語の「scire(スキーレ)」という動詞に由来している点です。この「scire」は「知る」「理解する」という意味を持っています。
まず、「science」は前述のようにラテン語の「scientia(シエンティア)」から来ており、これは「知識」を意味します。
その元になる「scire」は「知る」「学ぶ」を意味し、scienceは「知識を得るための体系的な探求」という意味になります。
次に、「conscious」は「con-」という接頭辞(「共に」「一緒に」という意味)と「scire」の派生形である「-scius」が結びついたものです。
「conscious」は「何かについて一緒に知っている」という意味合いを持ち、結果として「意識している」「知覚している」という意味になります。
このように、両方の言葉は「scire(知る)」という共通の語源を持っており、いずれも「知識」や「知ること」に関係しています。
- scienceは「知識を体系的に得る方法」
- consciousは「共に知っている、意識している」
という形で、それぞれ異なる意味に発展していきましたが、どちらも「知ること」という核心に関連している点が語源的な類似点です。
subconscious の意味とコアイメージ
subconscious は、「自覚されていない心の働き」を指す語です。
subway, subtitleなどのsub-ですね。
語源的には sub(下に)+ conscious(意識している) から成り、文字通り「意識の下にある」というイメージになります。
つまり、conscious が「今、自分で気づいている心の状態」であるのに対し、subconscious は本人がはっきり自覚していないが、行動や感情に影響を与えている心の層を表します。
心理学や自己啓発、ビジネス英語の文脈では、
- subconscious bias(無意識の偏見)
- subconscious fear(無意識の恐れ)
のように、「知らないうちに影響している内面」を示す語として頻出します。
この 「意識の下で働く」 という位置関係のイメージを押さえると、conscious との違いが一気に整理しやすくなります。
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