英語を学んでいて「employer と employee」のような単語ペアに混乱した経験はありませんか?
TOEICや英検で出てきた時「あれ?どっちがどっちだっけ?」と一瞬迷っている間に時間が無くなってしまう・・・そんな経験をする方も多いかと思います。
これは語尾の「-er」と「-ee」が、それぞれ「〜する人」と「〜される人」という正反対の意味を持つことに起因します。
この記事では、この混乱を一発で解決するための覚え方と、代表的な -er / -ee の単語ペアを一覧でご紹介します。
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まず覚えるべきこと:-erは「〜する人」、-eeは「〜される人」
英単語の多くは語尾(接尾辞)でその意味の役割がわかります。
特に「-er」「-ee」の違いは英語の動作主・受け手を区別する重要なポイントです。
-er(〜する人) | -ee(〜される人) | 日本語の意味 |
---|---|---|
employer | employee | 雇う人 / 雇われる人 |
interviewer | interviewee | 面接する人 / 面接を受ける人 |
trainer | trainee | 指導する人 / 研修を受ける人 |
sender | addressee | 送る人 / 受取人(宛先の人) |
presenter | presentee | 発表する人 / 出席者 |
mentor | mentee | 指導者 / 指導を受ける人 |
payer | payee | 支払う人 / 支払われる人 |
混乱を防ぐ3つの覚え方

1. 語尾の法則を意識する
- 「-er」は基本的に動作主(doer)
- 「-ee」はその動作の受け手(receiver)
2. ストーリーで記憶する
たとえば:
Employer(社長)がEmployee(社員)を雇う
Interviewer(面接官)がInterviewee(応募者)に質問する
絵に描いたりイメージすると記憶が定着します。
3. 音や語感で連想する(ユニークな記憶法)
- Employerは「エンジン(動力)」を持っていて雇う
- Employeeは「イーッ(歯を食いしばって働く)」というイメージ
ちょっとふざけた記憶法でも、頭に残ればOKです。
なぜこの違いを正しく覚えることが大事か?
ビジネス英語やTOEIC、IELTSなどの英語試験では、「雇う側」「雇われる側」の違いをしっかり区別する力が問われます。
また、実際の会話やEメールで誤って使うと、意味が真逆になり誤解を招くリスクもあります。
応用学習のヒント
- 語尾に注目する習慣をつければ、他の単語でも応用がききます。
- たとえば「payer(支払う人)/payee(支払われる人)」なども、同じ法則です。
- 英検準2級以上、TOEIC600点以上を目指す人は、この法則を早めに押さえておくと語彙学習が加速します。
まとめ
- employer / employeeは英語学習者が混乱しやすいペアの代表格
- -erは「〜する人」/-eeは「〜される人」とまず覚える
- 語尾に注目すれば、他の単語ペアにも応用できる
- ストーリー・イメージ・音感など、自分なりの記憶法を取り入れると定着しやすい