PR

accountの意味は?|口座・説明・責任が1語でまとめて身につく|語源で覚える英単語

著者情報
【著者:鈴木一世(イッセー)】

現役大学教員・カウンセラー。
  専門の「第二言語習得理論」と「心理学」に基づき、氷河期世代・非正規雇用・転職に関わるリスキリング戦略をデータで解説。挫折しそうな人のための、脳と心の攻略ガイド。  

▶︎ 詳しいプロフィールはこちら

account は「口座」「会計」「説明」「報告」「責任」・・・と、一見バラバラな意味を持つ多義語です。

でも、これらは別々ではありません。「お金を数えて、管理して、それを説明する」 という一本の流れの、各段階なんです。

その流れをイメージでつかめば、口座も説明も、地続きの一語として覚えられます。正確な語源も最後に確認します。TOEIC・英検で狙われる派生語やコロケーション、英文10問の翻訳練習(解答は記事のいちばん最後)もまとめました。

お急ぎの方はショート動画でどうぞ👇

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

パーツで作るコアイメージ|覚え方

account を分けると ac(ad-)+ count。ac は「〜へ」、count は「数える」です。ここから、一本の流れをたどります。

count(数える)→ お金を数える
→ 預けて管理する(口座・会計)
→ 銀行は口座の管理をきちんと説明する義務がある(説明・報告)
→ 説明できる=責任(accountable)

順に見ていきます。

まず、お金を 数える。数えたお金を、記録して管理する場所 ・・・ それが 口座(account)、その仕事が 会計(accounting) です。

そして、預かったお金は、いつ聞かれても ちゃんと説明できないといけない。「どこににいくら支払ったか」を数えて示す ・・・ これが 説明・報告、動詞の account for ~(~を説明する)です。

さらに、その説明ができる状態にあることを、accountable(説明責任がある) と言います。

つまり account は、「数える → 管理する → 説明する」という一連の流れをまるごと抱えた一語。だから口座も説明も、同じ単語なんです。

スポンサーリンク

コアの意味と基本の使い方

芯は「数えて管理し、それを説明する」。流れの各段階が、そのまま意味になります。

  • 口座・会計(数えて管理する)・・・ open a bank account(銀行口座を開く)
  • 説明・報告(管理を説明する)・・・ give an account of the accident(事故の説明をする)
  • 理由・根拠・・・ on account of the rain(雨のせいで)

動詞では account for ~(~を説明する/~の割合を占める)が最重要。「数えて示す」の芯がそのまま出た形です。

同義語ネットワークで語彙を増やす

account は意味が広いので、流れの段階ごとに仲間を押さえると整理できます。

計算・会計系(数える・管理する)

  • calculation・・・計算
  • record・・・記録

説明・報告系(説明する)

  • explanation・・・説明。最も一般的
  • report・・・報告
  • description・・・描写、記述

account for ~ の言い換え

  • explain・・・説明する
  • make up・・・(割合を)占める

派生語リスト|account の家族(Word Family)

同じ語幹から広がる仲間も、流れの上に並べると覚えやすいです。

単語品詞意味ひとことメモ
account名詞/動詞口座、説明/説明する流れ全体。account for ~ が頻出
accounting名詞会計、経理「数えて管理する」段階
accountant名詞会計士、経理担当者昔は accomptant と綴った
accountable形容詞説明責任のあるaccount+able=「説明できる」=責任
accountability名詞説明責任accountable の名詞形。ビジネス頻出

accountable は、まさに account の流れの終点。「(お金や行動を)きちんと説明できる」=「責任がある」、と分解できます。

コロケーション+例文|TOEIC対策

account は名詞・動詞どちらでも出ます。TOEICで問われる型を、名詞(形容詞+名詞)と動詞(account for)で押さえます。

形容詞・名詞+account(どんな口座・説明か)

  • a bank account(銀行口座)
  • a savings account(貯蓄口座)
  • a detailed account(詳しい説明)

動詞 account for ~(最重要)

  • account for the difference(差額を説明する)
  • account for 30% of sales(売上の30%を占める)

例文で確認します。

  • Please open a bank account first.(まず銀行口座を開いてください。)
  • These costs account for most of the budget.(これらの費用が予算の大半を占める。)
account 一夜漬け英単語記憶術 語源 語源 TOEIC・英検対策に!

英文10個で定着|和訳はノートに書こう

ここからは練習です。account を含む英文を10本、やさしい順に並べました。ノートに和訳を書いてから、記事のいちばん最後にある【解答】で答え合わせをしてください。手を動かすと定着が段違いです。

  1. I opened a bank account.
  1. She has two accounts.
  1. Give me a full account of what happened.
  1. Please log in to your account.
  1. He could not account for the missing money.
  1. This region accounts for half of our sales.
  1. The manager asked for a detailed account of the project.
  1. Employees are accountable for their own budgets.
  1. Poor weather may account for the low turnout.
  1. The accountant reviewed the company’s accounts carefully.

語源メモ|正確なところ

今回は、覚え方の流れが、そのまま正確な語源です。

account は、古フランス語 aconter「数える・報告する」から。a(=ad-「〜へ」)+ conter で、conter はラテン語 computare「数え上げる」(com「共に」+ putare「数える」)に由来します。

じつは count も同じ computare 由来で、account は a- が付いた形、count は落とした形 ・・・ account と count は同じ家族、さらに compute / computer とも遠い親戚です。

そして「説明する」の意味。これは、「預かったお金の明細を、きちんと説明する」 ところから早くに生まれました。

まさに「お金を数えて管理する → それを説明する」

という、覚え方の流れそのものです。(もともと元の conter が「数える」と「語る」の両方の意味を持っていたことも、この橋渡しを後押ししています。)なお、「銀行口座」という意味は比較的あとの時代(19世紀)に定着したものです。

まとめ|次の一手

account = ac(〜へ)+ count(数える)。「数える → 管理する(口座・会計)→ 説明する(説明・責任)」という一本の流れが、そのまま意味になります。動詞の account for ~(説明する/割合を占める)、そして accountable(説明できる=責任) まで、一続きで押さえられます。

英検・TOEIC・ビジネスで頻出の一語です。関連記事もあわせてどうぞ。

【解答】英文和訳

答え合わせをしましょう。訳は一例なので、意味が合っていればOKです。

  1. 私は銀行口座を開いた。
  1. 彼女は口座を2つ持っている。
  1. 何が起きたのか、詳しく説明してください。
  1. あなたのアカウントにログインしてください。
  1. 彼はなくなったお金について説明できなかった。
  1. この地域が、当社の売上の半分を占めている。
  1. マネージャーは、そのプロジェクトの詳しい報告を求めた。
  1. 従業員は、自分の予算に対して責任がある。
  1. 悪天候が、参加者の少なさの原因かもしれない。
  1. その会計士は、会社の会計(帳簿)を入念に見直した。

【タイパ最強】英単語の語源・パーツ分解全リスト|語源×記憶フックで芋づる式に覚える

【タイパ最強】英単語の語源・パーツ分解全リスト|語源×記憶フックで芋づる式に覚える
英単語を最小限の労力でマスターする「語源+パーツ分解」の全リスト。学術的に正確な語源データと、タイパ(時短)を追求した記憶フックを完全分離して掲載。芋づる式に派生語を暗記し、実務やニュースで使える英語力を最速で身につけましょう。