contentious。どうやって覚えますか? これもパーツに分解すると、おなじみの単語が見えて来ます。これに語源を付け加えればすぐに覚えてしまいます。
contentiousをパーツに分けると、con+tenti+ousとなります。con-はcommunicationのcom-と同じ意味で「一緒に」。-tenti-を見てtensionを思い浮かべればもうわかりますね。
con(共に)+tenti(tension<緊張感>を高める→「論争を引き起こす、争いが好きな」という意味になるわけです。
「その会談は、ここ数年で最も論争を呼ぶ(contentious)ものになるだろう――。」
2025年5月、米加首脳会談を報じるニュースの冒頭で、この単語が象徴的に使われました。英検準1級やTOEIC800点レベルの最頻出語でありながら、丸暗記では定着しにくい “contentious”。
しかし、この単語をパーツに分解すると、私たちが日常的に使う “tension(テンション)” というおなじみの言葉が姿を現します。
本記事では、語源の「核」を掴むことで、一夜漬けでも忘れない記憶術と、ビジネス現場での活きた使い方を解説します。
Trump’s trade war with Canada has backfired on America. Now he has a crucial meeting with Mark Carney
3 minute read Updated 8:14 AM EDT, Tue May 6, 2025
この記事の冒頭に使われています。
Canadian Prime Minister Mark Carney will visit US President Donald Trump at the White House on Tuesday in what could be one of the most contentious meetings between the neighboring countries’ leaders in years.
✅ この記事を読むとわかること
- contentious の意味と基本の使い方(英検・TOEICにも対応)
- contend や tension との語源的なつながり
- 語源「tendere(引っ張る)」から記憶する方法
- 派生語と例文で使い方を深掘り
contentious の意味と語源解説【論争・対立】
| 単語 | 発音 | 品詞 | 意味 |
|---|---|---|---|
| contentious | コンテンシャス | 形容詞 | 論争を引き起こす、争い好きな |
contentious は、「意見がぶつかり合う」「論争を巻き起こす」といった意味を持つ形容詞です。英語試験(英検準1級・TOEIC800〜)にも頻出の語彙で、法律・政治・社会問題などの文脈でもよく使われます。
✅ 語源構造で理解する|なぜ「引っ張る」が「論争」になるのか?

| パーツ | 意味 | 解説 |
| con- | 共に | communicationの”com-“と同じ「一緒に」 |
| -tenti- | 引っ張る | tension(緊張感)の語根 |
| -ous | 性質をもつ | 形容詞を作る接尾辞 |
核心イメージ:ロープの引っ張り合い
con(共に) + tendere(引っ張る) = 「互いに強く引っ張り合っている状態」
綱引きのように、互いに自説を譲らずピンと張り詰めたロープをイメージしてください。この「張り合い」が、**「論争を引き起こす」「争い好きな」**という性質に繋がっています。
イメージ:ロープの両端を二人で一緒に引っ張り合う → 緊張・対立 → 論争
【語彙ネットワーク】「tension / contend」とセットで覚える
「contentious」は、以下のような語とも語源を共有しています。
| 単語 | 意味 | 共通語源 |
| contend | 争う、張り合う | tendere(引っ張る) |
| tension | 緊張、張りつめた状態 | tendere(引っ張る) |
| attention | 注意、集中 | tendere(向ける、引き寄せる) |
「tendere=引っ張る」から派生した単語は、どれも張り詰めた状態、集中、対立といった“緊張”を含んでいます。
| 単語 | 語源のイメージ | 意味 |
| tension | 糸がピンと張った状態 | 緊張、張りつめた状態 |
| contend | 相手と張り合う | 争う、強く主張する |
| attention | 意識をそちらに向ける(引く) | 注意、集中 |
| contentious | 意見を張り合わせる性質 | 論争を呼ぶ、異論の多い |
記憶のコツ: 「テンション(tension)が高まって、互いにコンテンド(contend)し合うから、コンテンシャス(contentious)な空気になる」とストーリーで繋げましょう。
実例で学ぶ!ニュースやビジネスでの使い方
冒頭で紹介したニュースの例文を見てみましょう。
“…one of the most contentious meetings between the neighboring countries’ leaders in years.” (隣国首脳間における、ここ数年で最も論争を呼ぶ(対立の激しい)会談の一つとなる可能性がある。)
The meeting ended in a contentious debate.
→ その会議は激しい論争で終わった。
He is known for his contentious personality.
→ 彼は議論好きな性格で知られている。
Abortion remains a contentious issue worldwide.
→ 中絶は世界中で今なお論争を呼ぶ問題だ。
その他の典型的な活用シーン
- contentious issue:論争の的となっている問題(中絶、増税など)
- contentious debate:激しい論争、物議を醸す討論
- contentious personality:議論好きな(怒りっぽい)性格
派生語リスト【語彙拡張に役立つ】
| 単語 | 発音 | 意味 |
| contend | コンテンド | 争う、主張する |
| contender | コンテンダー | 挑戦者、競争者 |
| contention | コンテンション | 争い、論争、主張 |
| contentious | コンテンシャス | 論争好きな、物議を醸す |
結論:語源は単語を「構造」で理解する武器
- 語源:con(一緒に)+ tendere(引っ張る)
- → 引っ張り合う → 対立・争い → contentious = 論争好きな
- 同じ語源の語(contend, tension, attention)をセットで覚えると記憶効率UP
- 英検準1級・TOEIC700点以上を目指す人に必須の抽象語彙
単語を表面だけで暗記するのは限界があります。しかし、tendere(引っ張る) という根っこを掴めば、contentious という難単語も、身近な tension の延長線上にあることが理解できたはずです。
こうした「構造的な理解」を積み重ねることこそが、キャリアを支える本質的な語彙力(リスキリング)へと繋がります。
よくある質問(FAQ)
Q:contentious(コンテンシャス)と似た単語で注意すべきものは?
A: 綴りが似た consecutive(連続した) と混同されがちです。
- consecutive:sequ-(続く)=次々に続く
- contentious:tent-(張る)=意見が張り合う パーツ(語根)の意味で区別するのが最も確実です。
Q:contentious は悪い意味でしか使いませんか?
A: 基本的には「対立」や「異論」を伴うためネガティブな文脈が多いですが、ビジネスにおいては「検討すべき重要な(議論の余地がある)課題」という客観的なニュアンスで使われることもあります。

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