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receptionをパーツに分解するとrecep+tion。
recep-の部分は、receive, receiptと似ています。recep-は「受け取る」という意味があります。
「レシーブ」はバレーボールでサーブしたボールを「受ける」こと。
「レシート」は商品と一緒に「受け取る」紙です。
receptionは「受け入れる場所」ということで「受付」という意味になるわけです。また招待客を受け入れるパーティーとして「歓迎会」という意味にもなります。
「受付」は英語で“reception”。「レシート」は“receipt”。
そして「受け取る」は“receive”。全く別の意味に見えるこれらの英単語、実はすべて同じ語源「recipere(受け取る)」から生まれました。
本記事では、“reception”や“receipt”の語源と意味の広がりを、基幹となる“receive”との関係も含めてわかりやすく解説します。
Reception Kiosks
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英単語“reception”の語源とは?
“reception”の語源は、ラテン語の「recipere(受け取る)」です。
| 要素 | 意味 |
|---|---|
| re- | 再び、戻って |
| cipere(=capere) | 取る、受け取る |
この2つが組み合わさり、「再び取る=受け取る」という意味になります。
そこから派生した receptio(受け入れること) が中世フランス語の réception を経て英語に入り、“reception”=「受付」「受信」「歓迎会」などの意味になりました。
なぜ“reception”が「受付」になるのか?

英語の“reception”はもともと「受け入れること」を指していたため、来客や申込者などを迎える行為・場として「受付(reception)」という意味に発展しました。
- 人を「受け入れる」→ 受付で対応する
- 情報を「受け入れる」→ 電波の受信(bad receptionなど)
つまり、「受付」は「人を受け取る場所」という語源的意味の延長なのです。
一方「receipt(レシート)」の語源も同じ?
“receipt(レシート)”も語源は recipere(受け取る) です。
- ラテン語 recepta(受け取ったもの)
- 中世英語で「処方箋」や「受領証明書」の意味に
- 現代では「領収書」「レシート」という意味に定着
receipt とは「受け取った証明」という意味合いの単語です。
“receive”は語源の本家本元だった!
実は、“reception”や“receipt”の語源である recipere は、英語の “receive” そのものの起源でもあります。
| 単語 | 語源 | 現代の意味 |
|---|---|---|
| receive | recipere(動詞) | 受け取る |
| reception | receptio(名詞) | 受け入れ、受付 |
| receipt | recepta(名詞) | 受領証、レシート |
receiveは「recipere」の直接的な英訳であり、そこから派生して“reception”や“receipt”が名詞として使われるようになったという流れです。
“recipere”語源ファミリーの一覧
| 英単語 | 意味 | ラテン語形 | 派生の意味 |
|---|---|---|---|
| receive | 受け取る | recipere(動詞) | 受け取るという行為 |
| reception | 受付、歓迎、受信 | receptio(名詞) | 受け入れる行為 |
| receipt | レシート、領収書 | recepta(名詞) | 受け取った証明書 |
| recipient | 受取人 | recipiens(現在分詞) | 受け取る人 |
| receptive | 受容的な、感受性のある | receptivus | 受け入れ態度がある |
| recipe | レシピ、処方 | recipere(命令形) | 受け取るべきもの(処方内容) |
“recipe”も実は「これを受け取って実行せよ」という処方指示が語源で、元々は薬剤の調合法を指していました。
補足:capere語源の広がり
recipere のコア動詞 capere(取る) を使った英単語は他にも多数あります。
| 英単語 | 意味 | ラテン語の接頭辞+capere |
|---|---|---|
| accept | 受け入れる | ad-(方向)+ capere |
| capture | 捕まえる | capere の直接形 |
| concept | 概念 | con-(共に)+ capere(取る)=共に取ったもの |
| deceive | だます | de-(離す)+ capere(取る)=本質から引き離す |
| perceive | 知覚する | per-(通して)+ capere(取る)=感じ取る |
まとめ|reception・receipt・receiveは語源的に兄弟
- “receive” はラテン語「recipere(受け取る)」の英訳で、他の単語の出発点
- “reception”は「受け入れる行為・場所」として「受付」「歓迎会」に
- “receipt”は「受け取った証拠」として「レシート」に
- すべて「受け取る」というコアから派生した語源的兄弟
「受付(reception)で受付を済ませると、レシート(receipt)がもらえる。すべてreceiveから生まれた言葉だった」
語源を知ることで、英語単語の意味が体系的に理解でき、語彙力の深みも増します。
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著者情報
鈴木一世 現役大学教員
よくある質問 FAQ
Q1:receipt と reception の決定的な違いは何ですか?
A: どちらも「受け取ること」が核ですが、receipt は「受け取った証拠(紙や事実)」、reception は「受け入れる行為や場所(受付・歓迎)」を指します。語源は同じ receive ですが、用途が明確に分かれています。
Q2:reception にはなぜ「受信」という意味があるのですか?
A: 電波や信号を「受け取る(receive)行為」そのものを指すからです。テレビやラジオの「受信状態」も、英語では reception と表現します。
Q3:recipe(レシピ)も同じ語源というのは本当ですか?
A: はい、本当です。元々は医者が患者に薬を出す際の「処方箋(受け取れ、という命令)」を指していました。receipt / reception / recipe はすべて「取る」という語源から繋がっている兄弟単語です。
2026/04/29リライト

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