deterrenceをde+terre+nceとパーツに分解してみます。
すると、-terre-というパーツが見つかります。
これに似た単語に、terorismがあります。de-は「ディする」と言うように、否定するという意味ですから、「テロを防ぐこと」→「抑止力」「防止力」という意味になるわけです。
deterrenceの派生語
| 単語 | 意味 | 発音(カタカナ表記) |
|---|
| deterrence | 抑止、阻止 | ディターランス |
| deter | 抑止する、思いとどまらせる | ディター |
| deterrent | 抑止するもの、抑止力 | ディタレント |
| deterring | 抑止すること、阻止している | ディターリング |
| deterred | 抑止された、阻止された | ディタード |
「deterrence」の意味と語源をわかりやすく解説
「deterrence(ディターランス)」という言葉は、「抑止(よくし)」や「阻止(そし)」を意味します。

この言葉は、特に相手に悪い行動を思いとどまらせるような行動や手段を指すときに使われます。
軍事や外交の世界で「抑止力(deterrence)」という言葉を聞くことがありますが、それは「敵が攻撃しないようにする力」を意味します。
ここでは、「deterrence」の意味と語源をわかりやすく説明していきます。
「deterrence」の基本的な意味
「deterrence」は、何か悪いことや望ましくない行動を防ぐことや抑えることを意味します。つまり、相手がその行動をしないように、何らかの方法で思いとどまらせることです。
たとえば、以下のような状況で使われます。
軍事の抑止力
The country relies on deterrence to prevent war.
(その国は戦争を防ぐために抑止力に頼っている。)
犯罪の抑止
Strict laws act as a deterrence against crime.
(厳しい法律は犯罪の抑止力として働く。)
語源をひも解く
「deterrence」という言葉は、ラテン語の「deterrere(思いとどまらせる、怖がらせて防ぐ)」に由来します。
de-:「離れる」「下に」という意味を持つ接頭辞。この部分は「何かを遠ざける」というニュアンスを与えます。ディスるのディ=de-と考えましょう。ディスりたくなる相手とは距離を置きたくなります。
terrere:「怖がらせる」「脅かす」という意味を持つ動詞。
この語源から、相手に「恐れを抱かせて行動をやめさせる」という意味が生まれています。カタカナ英語では「テロ」「テロリズム」「テロリスト」と語源的には同じです。
つまり、「deterrence」という言葉は、「相手を怖がらせて行動をやめさせること」が元の意味になります。
関連する英単語
「deterrence」には、いくつかの関連語があります。これらを知ると、言葉の使い方をより深く理解できます。
deter(ディター):抑止する、思いとどまらせるという動詞。
例:High prices deter customers from buying.(高い価格は顧客が買うのを思いとどまらせる。)
deterrent(ディタレント):抑止するもの、抑止力という名詞。
例:The presence of police acts as a deterrent to crime.(警察の存在は犯罪に対する抑止力として働く。)
これらの言葉はすべて、「悪いことを防ぐ」という共通の意味を持っています。
具体的な例で考える
学校での例
たとえば、学校で先生が「宿題を忘れたらペナルティを与える」と言ったとしましょう。
この場合、「ペナルティを与えること」が「deterrent(抑止力)」となり、宿題を忘れないようにする効果があります。この行為そのものが「deterrence(抑止)」です。
日常生活での例
自転車に鍵をかけることは、盗難を防ぐための「deterrent」です。
防犯カメラを設置することは、泥棒を思いとどまらせるための「deterrence」です。
まとめ
「deterrence(ディターランス)」は、「悪い行動を防ぐこと」「思いとどまらせること」という意味を持ち、ラテン語の「恐れさせて遠ざける」という言葉が語源です。
この言葉は、軍事、法律、日常生活など、さまざまな場面で使われます。
語源を知ると、「deterrence」は単なる「防ぐ」という言葉ではなく、「恐れや脅しによって悪い行動をやめさせる」というニュアンスを持つことが理解できるでしょう。
普段の生活でも「抑止力」という考え方はよく見られるので、この言葉を覚えておくと便利です。
よくある質問(FAQ)
Q1:「deterrence」と「prevention(防止)」は何が違うのですか?
A1: 「防ぐ」という結果は同じですが、「防ぎ方」のニュアンスが異なります。
- prevention: 事前に手だてを打って、物理的・事務的に起こらないようにすること。
- deterrence: 相手に「これをやったら怖い目にあうぞ」と**心理的なプレッシャー(恐怖)**を与えて、思いとどまらせること。
Q2:語源に「テロ(terror)」が含まれるのは、攻撃的な意味があるからですか?
A2: いいえ。むしろ**「攻撃をさせないための力」という文脈で使われます。 語源の terre(恐怖)は、「相手を怖がらせて(terre)遠ざける(de)」というメカニズムを指しています。核抑止力(nuclear deterrence)が「核があるから戦争が起きない」という理屈であるように、「恐怖による均衡」**を意味する極めて客観的な言葉です。
Q3:ビジネスシーンではどのように使われますか?
A3: 主に「不正」や「競合の参入」を思いとどまらせる文脈で使われます。
- Fraud deterrence: 「監視カメラがあるから不正はやめておこう」と思わせる仕組み。
- Market deterrence: 強力な特許やブランド力を見せて、競合が参入を諦めるように仕向けること。
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