バリエーション(variation)は、さまざまな種類があることをあらわします。たとえば、
- 音楽の授業で、同じメロディに異なるバリエーションをつけて演奏してみました。
- この料理にはたくさんのバリエーションがあり、味を変えて楽しむことができます。
- ファッションは季節ごとに新しいバリエーションが登場して、選ぶのが楽しいです。
- ダンスでは、基本の動きを覚えた後、いろいろなバリエーションに挑戦しました。
- 色のバリエーションが豊富な画材を使うと、絵がもっと魅力的に仕上がります。
といった例文で使います。こうしたことから、「変化」「変動」という意味の派生語が多くあります。
variationの派生語
variable | 変数、変わりやすいもの | ヴェアリアブル |
variability | 変動性、可変性 | ヴェアリアビリティ |
variety | 種類、多様性(バラエティー) | ヴァライエティ |
invariant | 不変の、変わらない | インヴァリアント |
invariable | 不変の、一定の | インヴェアリアブル |
variationの語源的意味
「variation」は「変化」や「違い」を意味します。この単語の起源は、ラテン語の「variatio(ヴァリアティオ)」です。この「variatio」は、「さまざまになる」や「変わる」という意味を持ち、そこから「varius(ヴァリウス)」という「多様な」や「異なる」という形容詞が派生しています。
この「variation」は、何かが「違う形に変わること」や「さまざまな姿を見せること」を表します。たとえば、音楽やダンスの「バリエーション」と言えば、同じテーマに基づきながら、いろいろな表現や動きを加えて「変化させる」ことです。また、自然界の「variation(変異)」も同じで、例えば植物や動物が少しずつ違う特徴を持っていることが「variation」と呼ばれます。
このように、variationには「もとの形から少しずつ異なる形に変化すること」という意味が込められているのです。