stroageをパーツに分割します。
stor+ageのstorはstoreと語源が同じです。
お店は品物の欠品を防ぐために、必ず在庫を置いています。
つまり商品を「ためておく」わけです。
storageはstoreと同じく「ためておく」という意味があります。
ただ、storageの場合は、「保管」という意味の他、パソコンなどのデータを「保存する記憶装置」という意味で使うことが多いです。
✅この記事を読むとわかること
- 「storage」の意味と語源
- 「store」と「-age」の関係
- なぜstorageが「保存」や「記憶装置」を意味するのか
- TOEIC頻出語と覚え方のコツ
TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+ 究極のゼミシリーズ p.153集録
storageの意味とは?まずは基本をチェック!
「storage(ストレージ)」は、英語で次のような意味を持っています:
- 物をしまっておくこと(保管・貯蔵)
- データなどを保存すること(記憶装置)
パソコンやスマホで使う「ストレージ容量がいっぱいです」の“ストレージ”も、この単語です。
語源を分解すると?「store」+「-age」でできている!
「storage」は、2つのパーツでできた単語です。
パーツ | 意味 |
---|---|
store | 保管する、しまっておく(動詞) |
-age | ~の状態・機能・場所(名詞化する接尾辞) |
つまり、「storage」は「保管するという行為や状態、またはその場所」を表す言葉なのです。
「store」の語源はラテン語「instaurare」

「store」はもともとラテン語の instaurare(備える、補充する) から来ています。
それがフランス語を経て「estore(物を蓄える)」という形になり、英語に入ったときに「store(保管する)」という意味になりました。
ここから生まれた「storage」は、「保管する行為・状態・場所」という意味になるのです。
なぜ「データ保存」もstorageと呼ばれるの?
現代では「storage」といえば、PCやスマホの保存領域を指すことも多いですね。
でも考えてみてください。
本を棚にしまうように、データを機械の中にしまう(=store)わけです。
だから、それを保管する状態や領域を「storage」と呼ぶのは、とても自然な流れなのです。
派生語リスト|TOEICにも出る関連語をチェック!
単語 | 品詞 | 意味 | TOEIC頻度(目安) |
---|---|---|---|
store | 動・名 | 保管する、商店 | ★★★★★ |
storage | 名 | 保管、記憶装置 | ★★★★★ |
restore | 動 | 回復させる、元に戻す | ★★★★☆ |
restoration | 名 | 修復、復元 | ★★★☆☆ |
storeroom | 名 | 保管室、物置 | ★★★☆☆ |
in-store | 形 | 店内の(広告など) | ★★★☆☆ |
覚え方のヒント:語源でつなげれば忘れない!
- storage = store(保管)+ -age(状態・場所)
- 「保存するという状態」→「保管」「保存領域(ストレージ)」
- データ保存も、物の保存も「しまっておく」ことで共通!
おまけ:語源からわかる記憶のコツ
語源を知ると、意味のつながりがはっきりして、英単語が「点」でなく「線」として記憶に残ります。
「storage」=データも、ものも、しまっておくもの!
このイメージを持つだけで、TOEICの語彙問題にも強くなれます。
まとめ
「storage」は、ラテン語の「instaurare(備える)」から来た「store(保管する)」に、名詞化の「-age」がついた単語です。
物理的にもデジタル的にも、「保存・保管」のイメージで一貫しています。
語源を知れば、英単語はもっと覚えやすくなりますよ!