20年ほど前に人気を博していたお笑いコンビ「どきどきキャンプ」その後テレビでの露出度が減ってきました。
12月に入り、久しぶりにコンビで『踊る!さんま御殿!! 』に出演するということで、過去の活動についてまとめてみました。番組本番ではどのような話が聞けるのでしょうか。
どきどきキャンプのデビュー当時のエピソードとその後の活動
お笑いコンビ「どきどきキャンプ」の名前の由来は、メンバーの岸学さんが以前「どきどきマングース」という名前で別の人とコンビを組んでいたことに由来します。
佐藤満春さんと新たにコンビを結成する際、「どきどき」の部分を残し、「どきどきキャンプ」と名付けました。
佐藤さんはこのことについて、「岸さんは『どきどき』だったんだね」と述べているそうです。
デビュー当時のエピソード
お笑いコンビ「どきどきキャンプ」は、岸学さんと佐藤満春さんの2人で構成されています。
1997年に結成され、ケイダッシュステージに所属しました。当初、2人は大学の同級生で、同じお笑いサークルで活動していました。そこから自然な流れでコンビを組み、プロとしての活動をスタートさせました。
結成当初は、現在のような個性的なピン芸やキャラクター芸ではなく、主に漫才やコントを中心に活動していました。
まだ若手だった頃は、ライブハウスで地道にネタを披露し、徐々にファンを増やしていきました。当時から岸さんの声の演技力や、佐藤さんの独特の視点を活かしたボケが注目されていました。
特に岸さんは、独特の低音の声を活かした「ジャック・バウアーのモノマネ」が話題となり、これが後々の大きなブレイクのきっかけとなります。
その後の活動とブレイク ジャック・バウアーネタが大うけ
2000年代初頭、テレビ番組やお笑いライブで少しずつ知名度を上げ、コンビとして注目されるようになりました。
特に岸さんのジャック・バウアー(海外ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』の主人公)のモノマネが評価され、多くのバラエティ番組で取り上げられました。2009 準決勝進出、2011 準決勝進出。
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一方で佐藤さんは、ネタ作りの才能を活かし、コンビの芸風を支える役割を果たしていました。また、後に作家活動にも進出し、ラジオ番組の構成や書籍執筆など多方面で活躍するようになります。
コンビとしての活動だけでなく、以下のような個別の活躍も目立ちます。
- 岸学さんの個人活動
- ジャック・バウアーのモノマネを武器に、多くのバラエティ番組に出演。
- 2020年には、テレビ朝日ドラマ『24 JAPAN』のプロモーションに起用され、本編にも俳優として出演。
- 声優としての仕事や、イベント司会などにも活動の幅を広げています。
- 佐藤満春さんの個人活動
- ラジオ構成作家として成功し、『オードリーのオールナイトニッポン』など人気番組を手掛けています。
- 書籍『凡人の戦略 暗躍する仕事術』を出版し、執筆家としても評価されています。
- 「掃除のスペシャリスト」として、掃除に関する講演や活動を行っています。
どきどきキャンプのテレビ出演は、2008年の「爆笑レッドカーペット」でのブレイク以降、徐々に減少しています。その主な理由として、メンバーそれぞれの個別活動の充実が挙げられます。
佐藤満春さん その後の活動状況
佐藤満春さんは、放送作家として多くの番組に携わっており、「スッキリ」「ヒルナンデス」「キョコロヒー」「オードリーのオールナイトニッポン」などで活躍しています。
掃除やトイレの専門家としても活動し、関連書籍の執筆や講演など多方面で活躍しています。
日本トイレ協会の会員であり、「名誉トイレ診断士」の資格を持つなど、トイレに関する深い知識と情熱を持っています。
掃除に関しても、独自の方法やコツを提案しており、特にトイレ掃除に関するアドバイスが注目されています。例えば、トイレ掃除の際には「上から下へ」の順序で行うことや、軍手やゴム手袋、マイクロファイバー雑巾を活用することを推奨しています。
佐藤さんは掃除に関する書籍も執筆しており、『佐藤満春のトイレ学』や『感動の掃除術』などがあります。これらの著書では、掃除のテクニックやトイレに関する知識を分かりやすく解説しています。
トイレに関する音楽活動として、バンド「サトミツ&ザ・トイレッツ」を結成し、トイレをテーマにした楽曲を発表しています。このように、佐藤満春さんは芸人としての活動に加え、トイレや掃除の専門家として多方面で活躍しています。
こちらは2024年11月1日に出版された書籍です。
岸学さん その後の活動状況
岸学さんは、ジャック・バウアーのモノマネで知られ、2020年にはドラマ「24 JAPAN」のプロモーションや本編への出演などで注目を集めました。しかし、その後の目立った活動情報は少なく、個別の活動が減少しているようです。
どきどきキャンプの岸学さんは、ジャック・バウアーのモノマネで知られています。2020年には、テレビ朝日系ドラマ『24 JAPAN』のプロモーションで活躍し、同作の第9話(2020年12月4日放送)に俳優として出演しました。
2024年11月15日現在、岸さんはケイダッシュステージに所属し、テレビやライブなどで活動を続けています。
これらの個別活動の充実により、コンビとしてのテレビ出演機会が減少していると考えられます。
ただし、解散はしておらず、現在もコンビとしての活動は継続しています。
岸さんがバラエティやイベントで目立つ一方、佐藤さんは裏方としての活動を中心に据え、コンビのバランスを取っています。
定期的に開催されるライブやイベントで、結成当時から応援しているファンと新たなファンの両方に向けた活動を続けています。また、SNSやYouTubeなどのデジタルプラットフォームを通じて、若い世代にもアプローチしています。
どきどきキャンプの魅力
- 岸学さんの「強烈なキャラクター芸」
- 佐藤満春さんの「緻密なネタ作り」
- 個々の活躍がある中でコンビとしての絆を保ち続けている点
今後も2人のユニークなキャラクターを活かした幅広い活動が期待されています。
『踊る!さんま御殿!! 』に出演予定
このように、個別の活動が中心になっていた「どきどきキャンプ」が、コンビでテレビに出演するようです。ぜひご覧下さい。