テクノロジーをパーツに分解すると、tech+no+logy。tech-は「テク」で技術を意味します。
カタカナ語 technologyの派生語
technology | 技術、テクノロジー | テクノロジー |
technological | 技術的な、テクノロジーに関する | テクノロジカル |
technologically | 技術的に | テクノロジカリー |
nanotechnology | ナノテクノロジー(微細技術) | ナノテクノロジー |
biotechnology | バイオテクノロジー、生物工学 | バイオテクノロジー |
technician | 技術者、テクニシャン | テクニシャン |
technologist | 技術者、テクノロジー専門家 | テクノロジスト |
technophile | テクノロジー愛好家 | テクノファイル |
technocracy | 技術者による統治 | テクノクラシー |
technocrat | 技術官僚、技術者支配主義者 | テクノクラット |
technologyの語源的意味
「technology(テクノロジー)」という言葉は、現代の私たちの生活にとても深く関わっています。スマートフォンやコンピュータ、インターネットなど、日常生活の中で使われる「技術」を指す言葉ですが、その語源をたどると興味深い意味が見えてきます。
「technology」は、ギリシャ語の「techne(テクネ)」と「logos(ロゴス)」という2つの言葉に由来しています。まず、「techne」は「技術」や「技能」という意味を持ち、「何かを作る力」や「ものごとをうまく進める方法」を指していました。この「techne」は、単なる機械や道具の操作だけでなく、絵を描く技術や音楽を演奏する技能、建築を行う技術など、広い意味での「技術全般」を含んでいました。
一方、「logos」は「言葉」や「理論」、「学問」といった意味を持つ言葉です。古代ギリシャでは、「logos」は物事の本質や仕組みを説明するための「知識」や「理論」を表していました。つまり、「logos」は「物事を理解し、説明する力」を示していたのです。
これらの2つの言葉が組み合わさって「technologia(テクノロギア)」という形になり、そこから「technology」という言葉が生まれました。ですから、「technology」の本来の意味は「技術についての理論」や「技術の知識」ということになります。単に道具や機械を指すのではなく、「物事をうまく進めるための知識」や「新しい方法を生み出す力」が含まれているのです。
たとえば、私たちが使っているスマートフォンやコンピュータは、たくさんの「technology」が組み合わさって作られていますが、それらの機械自体だけでなく、それを作り出すための知識や理論、工夫も「technology」の一部です。また、「technology」は医学、農業、環境など、さまざまな分野で人々の生活を便利にし、問題を解決するために使われています。
このように、語源を知ることで「technology」という言葉が「単なる機械」ではなく、「人間が持つ技術や知識を使って新しいものを生み出す力」や「問題を解決するための方法」を表していることがわかります。皆さんも、日常生活で使われる「technology」がどのように生まれ、どのように使われているのかを考えることで、その本当の意味をより深く理解することができるでしょう。
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