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一夜漬け英単語記憶術 カタカナ語 ステッカー

 カバンなどに貼るステッカー。つづりはstickerです。パーツに分解すると、stick+erということで、stick(棒)が見えて来ます。「棒でちょんちょんつつく」と穴が開いてくっついてくる、という感覚で覚えて下さい。

ステッキとステッカーの画像
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stickerの派生語

単語意味発音(カタカナ表記)
stick棒、突き刺す、貼り付けるティック
sticky粘着性のある、べたべたしたティッキー
日本のお米はかつて、欧米人にはstickyだと言われていました
stickiness粘着、粘り気ティッキネス
sticklerこだわる人、頑固者ティックラー
sticking固執すること、貼り付けることティッキング
stuck動けない、詰まったタック
スティックの過去分詞
「車がスタックする」
stickup強盗、張り出しティックアップ

stickerの語源的意味

「sticker(ステッカー)」という言葉は、現代では「シール」や「貼り付けるもの」としてよく知られています。ステッカーは、カバンやノート、車など、さまざまな場所に貼ることができるアイテムとして人気がありますね。しかし、この「sticker」という言葉の語源をたどると、意外な意味が見えてきます。ここでは、stickerの語源とその意味について解説します。

まず、「sticker」という言葉の起源は、動詞「stick(スティック)」にあります。現在の英語で「stick」というと、「くっつける」や「貼り付ける」という意味が一般的です。たとえば、「ポスターを壁に貼る」と言うときに、「stick a poster on the wall」という表現を使います。このように、「stick」は何かを他のものにくっつけるという行為を指します。

「stick」の語源は、古英語の「sticca(スティッカ)」という言葉に由来します。「sticca」は「細い棒」や「木の枝」を意味していました。さらに、この言葉は古いゲルマン語の「stikan(スティカン)」にさかのぼり、「刺す」や「突き刺す」という意味を持っていました。つまり、もともとの「stick」は「何かを突き刺す」ことに関連していたのです。中世の時代には、「stick」という言葉は、何かを「固定する」や「くっつける」という意味に発展していきました。

このようにして、何かを「突き刺してくっつける」というイメージが「stick」には含まれるようになりました。そして、ここから派生して生まれたのが「sticker」です。「sticker」は、もともと「何かに貼り付けるもの」や「くっつけるためのアイテム」という意味で使われるようになりました。

また、stickerは「くっつく」というだけでなく、何かを「目立たせる」や「装飾する」という役割も果たすようになりました。たとえば、ステッカーはデザインやメッセージを伝えるための手段として使われることが多いですよね。カラフルなイラストや文字が描かれているステッカーは、ただ貼り付けるだけでなく、その場所を楽しく装飾したり、個性を表現するためのものです。

さらに、「sticker」にはもう一つ興味深い意味があります。それは、「しつこい人」や「粘り強い人」という意味です。これは、「stick」が「くっつく」や「離れない」という意味を持つことから派生したものです。この場合の「sticker」は、何かに対して粘り強く取り組む人や、なかなか諦めない人を指します。

このように、「sticker」という言葉は、もともとの「stick」という語源から「くっつくもの」「貼り付けるもの」という意味になり、さらにそこから「装飾するもの」や「粘り強い人」という意味まで持つようになったのです。

まとめると、「sticker」は「stick(くっつける)」という動詞に由来し、その語源は「突き刺す」や「固定する」という意味から発展しました。現代では、ステッカーは私たちの日常生活で広く使われる便利で楽しいアイテムですが、その言葉の背景には「くっつく」「突き刺す」という歴史的な意味が隠されているのです。語源を知ることで、普段使っている言葉の意味がより深く理解でき、言葉に対する興味が広がるでしょう。

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