買い物をする際、オプションを付ける、という言い方をします。これは、買いたい物に、いくつか付ける選択肢ということです。
カタカナ語 optionの派生語
option ally任意で、選択的に オ プショナリー
opt ative希望的な、願望形の(文法) オ プタティブ
opt-out 参加しないことを選ぶ、除外されることを選ぶ 脱退する オプア ウト
optionの語源的意味
「option(オプション)」という言葉は、私たちが「選択」や「選択肢」という意味でよく使う英単語です。この言葉の語源をたどると、ラテン語の「optio(オプティオ)」に行き着きます。「optio」という言葉は、「選ぶこと」や「自由に選べる権利」という意味がありました。この「optio」は、さらにラテン語の動詞「optare(オプターレ)」に由来していて、「選ぶ」「望む」という意味を持っていました。
つまり、「option」という言葉の元々の意味は「自分の好きなものを選ぶこと」や「選ぶ権利」ということです。このことから、現代の「option」という言葉には「いくつかの選択肢がある中で、自分の好きなものを選べる」という意味が含まれています。
たとえば、「You have the option to go or stay(行くか残るか選ぶことができます)」と言えば、相手がどちらかを自由に選べる状態であることを表しています。また、「menu options(メニューの選択肢)」という表現では、レストランなどで注文できるいくつかの料理の中から、自分が食べたいものを選べることを意味します。このように、「option」は「自分で選ぶことができるもの」や「選択肢」という意味で使われています。
さらに、コンピュータやスマートフォンの設定でも「オプション」という言葉を目にすることがあります。ここでは、「設定の選択肢」や「機能の選択」を意味し、ユーザーが自分の好みに合わせて設定を変更できる部分を指します。
このように、「option」という言葉には「選ぶ自由」や「選択の可能性」という意味が込められています。語源的な背景を知ると、「option」がただの「選択肢」ではなく、「自分の意思で選ぶことができる」という重要な意味を持っていることがわかります。
これからさまざまな場面で「option」という言葉に出会うと思いますが、その時に「自分で選ぶことの自由」や「選択の権利」が含まれていると考えると、より理解が深まるでしょう。英語を学ぶときに、こうした語源を知ることで単語の意味をより正確に覚えられるようになるので、ぜひ意識してみてください。
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