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一夜漬け英単語記憶術 カタカナ語 メモリー

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 メモリー(memory)は、もともとmemoから来ています。「メモを取る」→「記憶する」ということです。基本語であるremember(re+mem+ber)にも、mem(memo)がありますから、「覚える」という意味になるわけです。

 比較的中級の派生語もありますので目を通してみて下さい。

memorial記念(物 館 行事)memori+al
memorable記憶に残る 記憶すべきmemor+able
memorize覚えるmemori+ze
memorization暗記 記憶memori+zation
memorialize記念する 記念式典を行うmemori+ia+lize
commemorate記念する 祝うcom+memor+ate
com-はcommunicationのcom-で「一緒に」という意味
commemoration記念 祝い com+memor+a+tion
commemorative記念してcom+memor+a+tive
remember覚える 思いだすre+mem+ber
remembrance記憶(力) 記念re+mem+ber+ance
immemorial遠い昔のim+memori+al
im-はimpossibleのim-で、可能でないという意味
覚えていることができないくらい昔のという意味
mnemonic記憶の助けとなるm(n)emo+nic

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memoryの語源的意味

「memory(メモリー)」という言葉は、「記憶」や「思い出」を意味します。私たちが過去に経験した出来事や感じたことを頭の中に保存しておく能力や、その内容を指す言葉です。この「memory」という言葉の語源をたどると、ラテン語の「memoria(メモリア)」に行き着きます。

ラテン語の「memoria」は、「記憶」や「思い出」を意味していました。この言葉はさらに、「meminisse(メミニッセ)」というラテン語の動詞に由来しています。「meminisse」は「覚えている」「思い出す」という意味を持っています。つまり、もともとの「memory」という言葉には「何かを覚えておくこと」や「心の中に残しておくこと」という意味が含まれていました。

また、ラテン語の「memoria」は、ギリシャ語の「mnēmē(ムネーメー)」とも関係があります。この「mnēmē」は、「記憶」や「思い出」を意味し、ギリシャ神話では「ムネモシュネー」という記憶の女神が存在し、この女神はすべての記憶を司る存在として崇められていました。このように、「memory」という言葉には、「古くから何かを心に留めておく」という重要な意味が込められていたのです。

現代の「memory」は、さまざまな場面で使われます。たとえば、「have a good memory(記憶力が良い)」という表現は、何かをしっかりと覚えている能力が高いことを意味します。また、「childhood memories(子供時代の思い出)」というと、子どもの頃に経験した出来事や感じたことが心に残っていることを指します。

さらに、コンピューターの「メモリ」という言葉も、この「memory」から来ています。コンピューターのメモリは、一時的に情報を保存しておく場所で、人間が頭の中で情報を覚える働きに似ていることから、「memory」と呼ばれるようになりました。

このように、「memory」という言葉には「過去の出来事を心に留めておくこと」や「何かを覚えておく能力」という意味が込められています。語源を知ることで、「memory」という言葉が単に「記憶」だけでなく、「心の中に残しておく大切なもの」という深い意味を持っていることが理解できます。

言葉の成り立ちを知ることで、「memory」という言葉の持つ本当の意味や価値をより深く理解することができるでしょう。

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