unique カタカナ語とその派生語
英語で「1つの」はa,anですが、フランス語も似ていて、un,uneです。unの発音はanとほぼ一緒です。
これを頭に入れるとさらに単語が増えます。英語ではunと似たuni-が「1つ」を意味することが多いです。
例えば、ユニークというカタカナ語は、そのまますぐ英語にできます。uniqueですね。
unique=uni+queとパーツに分けることで、uni-が見えるようになります。uni-が「1つの」を意味することを知っていれば、uniqueが「1つだけの」「他にはない」という意味になることがすぐわかります。
uniqueの派生語としては
uniquely = uni+que+ly
→ 独特の
uniqueness = uni+que+ness
→ 独特さ 独自性
uniquity = uni+qui+ty
→ 独自性
このブログでは、覚えやすさを優先して単語の説明をしています。言語学上の知見とは一致しない記述がありますので、正確な語源等について知りたい場合は、各自調べていただければと思います。
関連リンク:カタカナ語英単語
uniqueの語源的意味
「unique(ユニーク)」という言葉は、「唯一の」や「特別な」という意味で使われます。たとえば、「彼のアイデアはとてもユニークだ」というと、そのアイデアが他にはない特別なものであることを表しています。この「unique」という言葉の語源をたどると、ラテン語の「unicus(ウニクス)」に行き着きます。
「unicus」というラテン語は、「ただ一つの」や「唯一の」という意味を持っていました。そして、「unicus」はさらに、ラテン語の「unus(ウヌス)」から来ています。「unus」は「1」を意味し、「一つだけ」「他に同じものがない」という意味を持っています。つまり、「unique」という言葉には、もともと「一つしかない」「他にはない特別なもの」という意味が込められていたのです。
この言葉がフランス語に取り入れられ、「unique(ユニック)」という形になり、その後英語に取り入れられて、現在の「unique」という形で使われるようになりました。
現代の英語で「unique」というと、「他に同じものがない」「とても特別な」という意味で使われます。たとえば、「a unique opportunity(ユニークな機会)」というと、他では得られないような特別な機会という意味になります。また、「Each person is unique(誰もがユニークである)」という表現は、誰もが他の人とは違う特別な存在であることを強調しています。
このように、「unique」という言葉には「一つだけしかない」「他にはない特別なもの」という意味があり、語源からもその考え方がわかります。もともと「unus(一つ)」からきているので、「他には同じものがない」という特別さを表しているのです。
語源を知ることで、「unique」がただ「変わっている」というだけでなく、「本当に一つしかない特別なもの」を意味していることが理解できます。言葉の成り立ちや背景を理解することで、「unique」という言葉が持つ本当の意味をより深く感じることができるでしょう。