ラブにも派生語がいくつかあります。日常的に使う単語ですので覚えておけば会話で使えます。
loveableは、どうしても-vea-に目が行ってしまいがちで、love+ableに頭が切り替わるまでに時間がかかります。こういう場合はリーディングの速度を落とすことになるので注意しましょう。
lovely | かわいらしい | love+ly |
loveable | 大好きな 愛すべき | love+able |
lovelily | かわいらしく | love+li+ly |
lovesick | 恋焦がれた 恋煩い | love+sick |
関連リンク:カタカナ語英単語
loveの語源的意味
「love(ラブ)」という言葉は、「愛」や「愛情」を意味し、私たちが人を大切に思ったり、強く心を引かれたりする気持ちを表す非常に大切な言葉です。この「love」の語源をたどると、古英語の「lufu(ルフ)」という言葉に行き着きます。
「lufu」は「愛」や「深い友情」を意味しており、これはさらに古いゲルマン語である「lubō(ルボ)」に由来します。「lubō」もまた「愛情」や「喜び」を意味していました。この「lubō」という言葉には、他者に対して温かい気持ちを抱くことや、誰かや何かを大切にするというニュアンスが込められていました。
興味深いことに、「love」は古代インド・ヨーロッパ語の「leubh(ルブ)」という語根ともつながっています。「leubh」は「好む」「愛する」という意味を持ち、これが英語だけでなく、さまざまなヨーロッパの言語の中で「愛」に関連する言葉に発展していきました。
このような歴史を経て、英語の「love」は「他の人やものを大切に思う気持ち」や「深い感情を持つこと」を意味するようになりました。たとえば、「I love my family(私は家族を愛しています)」と言うと、家族に対して深い愛情や思いやりを持っていることを表しています。また、「love of learning(学ぶことへの愛)」のように、何かに対して強い関心や情熱を持つことにも使われます。
「love」という言葉は、時代を超えてさまざまな形で使われ続けています。その語源を知ることで、単なる感情以上に「誰かや何かを大切にする」「他者と心を通わせる」という深い意味を持っていることが理解できます。