ちょっとした調べ事であれば、スマホアプリでChatGPTを使えばよいのですが、英語学習では、単語帳や問題をChatGPTに作ってもらうこともあります。こうしたデータは、印刷するなりファイルに保存して、繰り返し学習することが必要です。この記事では、スマホ版ChatGPTとパソコン版ChatGPTの連携方法について簡単にまとめます。また、スマホ版とパソコン版の両方を使うメリット、スマホ版とパソコン版の違いについても触れます。
Google翻訳を使ってChatGPTに英文を読み込む
勉強したい英文をいちいち打ち込むのは大変です。しかもそれだけで勉強をする気が失せてしまいます。ChatGPTは現段階でカメラで英文を読み込む機能はありません。そこで活用したいのがGoogle翻訳です。
Google翻訳を起動させると、下の方にカメラマークが出て来ます。カメラを英文に向けてシャッターボタンをタップするだけで英文をそのまま読み込んでくれます。読み込んだ英文をそのままコピペすれば、ChatGPTスマホ版に読み込ませることが可能です。
Googleドキュメントを使ってChatGPTのデータを保管する
Google翻訳で読み込んだ英文は、ChatGPTスマホ版に英文と指示文を付け足して入力すればパソコン版と同じように出力してくれます。ただし、ChatGPTスマホ版の出力結果は、直接印刷することができないので、一度パソコンで使えるように保存する必要があります。そういう時使うのがGoogleドキュメント(無料)です。
Gmailのアドレスがあれば、Googleドキュメントはもう使える状態です。まだGmailのアドレスがない場合はサクッと作ってしまいましょう→Gmailアドレス新規作成(Googleアカウントの作成)
これでGoogleドキュメントが使えるようになります。その後以下のリンクから、スマホアプリをダウンロード、そしてパソコンからもGoogleドキュメントにアクセスできるようにします。スマホで保存したドキュメントはパソコンで開けます。逆も可能です。
Googleドキュメント アプリダウンロード先 スマホ版:アンドロイド・iPhone
パソコン版ログイン先:Windows・iOS
連携の順番としては次のようになります。
スマホ Google翻訳で英文読み取り
↓ →ChatGPTに貼りつけ
↓ →Googleドキュメントに貼りつけ
↓
パソコン Googleドキュメントを開く
→ドキュメントの内容をワードなどにコピペする
→印刷して保存する
→ChatGPTパソコン版で再利用
Googleドキュメントをパソコンで開いたら、そのまま印刷することも可能です。また、ワードと同じように文書を作成することができますので、めんどうであればワードへのコピペはしなくても大丈夫です。Googleドキュメントをそのまま使いましょう。パソコンのスペックが高くない場合は、こちらの方法がおススメです。オフィスなどのソフトを購入する必要がありませんので、お財布にもやさしいです。
Googleドキュメントに保存したデータは、ChatGPTパソコン版にコピペすることが可能ですので、より多くのデータや複雑な処理をさせたい場合便利になります。
ChatGPTをスマホとPCで連携するメリット
1.データの完全な同期
スマホとパソコンの両方でChatGPTを使用することで、デバイスを問わずにデータの同期がなされます。例えば、外出中にスマホで始めたチャットを、帰宅後にパソコンで続けることができるため、ユーザーの利便性が向上します。
2. 仕事とプライベートで使い分ける
パソコンを使って集中して作業を行い、スマホで簡単なメッセージや質問を処理することで、仕事とプライベートのバランスを保つことができます。スマホは短い時間での軽いタスクに最適で、パソコンは長時間の作業や複雑なタスクに向いています。
3. 生産性の向上
デバイス間での連携により、生産性が向上します。パソコンで出力したデータをスマホで即座に確認したり、編集したりすることが可能です。これにより、移動中でも効率よく作業を進めることができます。
4. データの同期とアクセスの利便性
同一アカウントで使用することで、スマホとパソコン間でデータが同期されます。これにより、デバイスを切り替えても同じチャット履歴や情報にアクセスできるため、業務や学習の継続性が保たれます。過去の履歴が参照できるので、どのくらいたくさん勉強したのかもスマホ、パソコン両方で確認できます。
ChatGPTのPC版とスマホ版の違い
1. ユーザーインターフェースのデザイン 利用シーンに応じた使い分け
PC版は大画面に対応した複雑なインターフェースを提供し、マルチタスクに優れています。一方、スマホ版はシンプルで直感的なデザインになっており、片手でも操作しやすい設計です。画面のサイズに応じたインターフェースの違いが、利用シーンに応じた使い分けを可能にします。
2. 機能的な違い
パソコン版とスマホ版では、いくつかの機能に違いがあります。パソコン版はより複雑な操作やデータ管理に向いており、長文の入力や高度な編集が可能です。一方、スマホ版では音声入力やタッチ操作が活用でき、短時間での情報取得や簡単な質問に適しています。
3. パフォーマンスの差異
パソコンは一般的にスマホよりも高い処理能力を持っているため、パソコン版のChatGPTはより高速もしくは複雑なタスクを処理できます。大規模なデータ分析や複数のアプリケーションを同時に使用する際に、パソコン版の方が適しています。
4. 使用場面の違い
パソコン版は主に集中した作業や学習に適しており、スマホ版は日常のちょっとした調べ物や移動中の使用に便利です。ユーザーはこれらの違いを理解し、目的に応じて適切なデバイスを選択することで、ChatGPTの機能を最大限に活用できます。
これらの違いとメリットを理解することで、ユーザーはChatGPTをより効果的に使用し、スマホとパソコンの両方を活用して最適な体験を得ることができます。
ChatGPT4-oで画像から英文読み込みが可能に!
ChatGPTの進歩の目覚ましさにはめを見張ります。最新のChatGPT4-oを使用すると、スマホで撮影した画像から、文章を読み込んでテキスト化してくれるようになったようです。
ChatGPT4-oは無料の場合1日の使用回数に制限がありますから、計画的に画像を読み込ませるようにしましょう。使用回数を使い切ってしまった後は、画像の読み込みや生成ができませんが、英語の問題を作ってもらったり、英語の勉強について相談するような機能は使えます。
スマホで読み込んだ画像をPCに保存し、パソコン上でChatGPTに画像を読み込ませれば、Googleドキュメントを経由しなくても、ワードなどのソフトに英文のコピペが可能です。
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