英単語 explain(説明する)を、ただの記号として丸暗記していませんか?
実は、この単語の「芯」には、地平線まで続く広大な「平原(plain)」のイメージが隠されています。
語源で分解すると、ex(外に)+ plain(平らな)。
ごちゃごちゃした内容を、遮るもののない平原のようにフラットに広げてみせる——それが「説明する(explain)」の本質です。
本記事では、「プレーンヨーグルト」の身近な例から、この「平原」のコアイメージを紐解き、explain の意味を二度と忘れない方法を解説します。もう、辞書を引き直す必要はありません。以下、詳しく説明してみましょう。

explain の意味を一生モノの記憶にする鍵は、後半のパーツ plain にあります。
ここで、「プレーン(plain)ヨーグルト」の「プレーン」を思い出してください。何となく「混じりけなし」という意味です。
plainには、「平原」という意味の言葉があります。
乳製品といえば北海道。その北海道の酪農地帯を想像してください。地平線まで遮るものが何もない、広大でフラットな土地。
plain には「平らな」と「飾りのない(混じりけのない)」という二つの意味がありますが、これは「余計なものが一切ない平原のように、クリアな状態」という同じ一つのイメージからきています。
なぜ ex + plain で「説明する」になるのか?
(ここに生成した比較画像の右側、explain部分を配置)
explain は、その plain(平原・平らな)に ex(外に)がついたもの。ex-はexit(出口)でわかるとおり「外に」という意味です。
相手にとって分かりにくい、ごちゃごちゃした内容(凹凸)を、外(ex)へ向かって、平原のようにフラット(plain)に広げてみせる——それが「説明する」の本質です。
言葉の凹凸(不明点)をなくして、中身を平らに広げるからこそ、相手の頭の中もクリアになるのです。
explicit(明確な)との意外な共通点

実は、explicit(明確な)という単語も、explain と似た「動作」を背景に持っています。
explain: ごちゃごちゃした内容を平らに広げる。explicit: 折りたたまれていたものを外に広げる。
どちらも 「包まれていたものを広げて、ハッキリ見せる」 という共通のイメージがあるからこそ、丸暗記不要で腑に落ちるはずです。
explicitの意味はこちらで詳しく説明しています。
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explicit 意味|語源で一瞬理解!丸暗記を卒業して「明示的」を本質習得
explainの派生語
| 単語 | 意味 | 発音(カタカナ表記) |
|---|
| explanation | 説明、解説 | エクスプラネイション |
| explanatory | 説明の、解説的な | エクスプラナトリ |
| explicable | 説明できる、理解できる | エクスプリカブル |
| inexplicable | 説明できない、不可解な | イネクスプリカブル |
| explicate | 詳しく説明する、解説する | エクスプリケイト |
| explicative | 説明的な、解説の | エクスプラケイティブ |
日常的な使い方とニュアンス
この語源をもとに考えると、「explain」というのは、複雑なことをシンプルにする行為であることがわかります。
難しい数学の問題や、科学の仕組みをそのまま伝えるだけではなく、相手が理解できるように「平らにする」ことが重要になります。
- 例文:
- The teacher explained the rules step by step.
(先生はルールを一つ一つ順を追って説明しました。)
このように、「explain」は「相手が理解できる形にする」という意味を強く含んでいます。
ただ説明するだけでなく、相手に分かるように整理する姿勢が大切なのです。
- 例文:
- Can you explain how this math problem works?
(この数学の問題がどう解けるのか説明してくれる?
関連する言葉
- explanation(説明)
→ explainの名詞形で、「説明」という意味。 - explicable(説明できる)
→ 難しいことでも説明すれば理解できる、という意味。 - inexplicable(説明できない)
→ どれだけ説明しても理解できないような、不可解な状況。
これらの派生語も、「explain」の語源をもとにした単語で、何かを「分かりやすくする」かどうかという観点から使われます。
「explain」の重要性とまとめ
「explain」という言葉は、ただ知識を伝えるだけでなく、相手にとって理解しやすい形にすることを意味します。
この単語の語源が示すように、「平らにしてシンプルに整理する」ことが説明の本質です。
学校の授業や日常会話の中でも、ただ正しい情報を伝えるだけではなく、相手がきちんと理解できるように工夫することが大切です。
たとえば、友達が何かに困っていたら、説明するだけでなく、その人が理解しやすいように言葉を選んだり、具体的な例を使ったりすることが「explain」の本当の意味です。
こうした「分かりやすく伝える」という姿勢は、コミュニケーションの基本であり、将来の人間関係や仕事においても大切なスキルになります。
「explain」の語源を知ることで、ただ言葉を並べるのではなく、相手にとって分かりやすい形にすることの大切さを理解しましょう。
【関連記事】「語源 ex-(外へ)が分かれば、先日リライトした explicit(明白な) の意味も芋づる式に理解できます。あわせて30秒で確認しておきましょう。」
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explain(説明する)に関するよくある質問
Q1:explainの語源は何ですか?
A1: 語源はラテン語の「ex-(外へ)」と「planus(平らな)」です。複雑で凸凹した物事にアイロンをかけるように「平らにして」、誰にでも分かるように外へ出すというイメージです。
Q2:explainとdescribeの違いは何ですか?
A2: explainは理由や仕組み(Why/How)を論理的に説明する際に使います。対してdescribeは、外見や特徴(What)をスケッチするように詳細に描写する際に使われます。
Q3:explain me と言っても大丈夫ですか?
A3: 厳密には間違いです。explainは「人に」ではなく「物事を」説明する動詞です。人に説明する場合は、必ず「explain to me」のように前置詞の to が必要です。
- ❌ Explain me this.
- ⭕ Explain this to me.
Q4:語源が同じ英単語には何がありますか?
A4: 「平らな」という意味を持つ plain(平原、明白な)や、以前解説した explicit(包み隠さず外に出す=明白な)などが仲間です。共通のコアイメージを持つと、語彙力が一気に高まります。
2026/04/12リライト



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