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なぜ日本人は英語が苦手だと言われるのか

日本人は英語ができないって世界で有名なんですって。

ああ、そういうデータ、ネットで紹介されてますね。

私も英語、できるようにならないし、本当に困ります。

「英語ができない」ってみんな言いますけれど、そもそも「英語ができる」ってどういうことなんでしょうね。ちょっと一緒に考えてみませんか?

 日本人は英語ができないことで有名だそうですね。EFエデュケーション・ファースト(スイス)の調査で「日本は(英語を母国語としない国・地域で)過去最低の87位」とか。日本人の持つ潜在能力を、正しく反映していないように感じるのは私だけでしょうか。

 で、どんなテストなのか概要を調べてみました。

English Proficiency Index

 読解力とリスニング力のテスト。で、TOEFL iBTやIELTSのテストとスコアの相関が強いそうですね。つまり、TOEFLのスコアが高ければ(低ければ)この調査で使用したテストのスコアも高い(低い)傾向があるということ。

 TOEICもアジアの国の中では、ダントツ日本は低いって評判ですしねえ・・・。ですが!

 そもそも、「ペーパーテストの点数が高い = 英語ができる」と単純に考えていいのでしょうか。私の知人には、TOEIC満点近いけど、全然英語話せない人、たっくさんいます。逆に・・・TOEIC受けたことないのに、英語バリバリ使ってる人、たっくさんいます。

 どうもマスコミで言う状況と、私の生活実感が違うんですよね。

 過去に個別指導した大学生、ほとんどはある程度までだったら英語、できるようになってるんです。ほとんどっていうのは、たとえばTOEICで言えば600くらいのスコアであれば独学で取れるようになっています。小学生の頃、中学生の頃から始めた場合はもっと早かったです。

 これもマスコミで言うのと、全然実感が違うんですよね。

 正確に言うと「日本人は英語ができない」じゃなくて「日本人は英語に対する苦手意識が強すぎる」ため、できるようにならないということだと考えます。
 苦手意識が強いから・・・

  • 勉強する気力が出ない
  • 気力があっても適切に教えてくれる人が周囲にいない
  • 勉強し始めても自己流なので続かない

 英語ができるできないっていうのは、2つの意味があって

  • 点数が取れる
  • 使える

なのですが、点数が取れることだけが取り上げられてしまっています。そのため、使う気力が出てこないのだと思います。

 けれど、私の身の回りには、英語の勉強をやり直すことで、かなり英語ができるようになった方がおられます。つまり、日本人は英語苦手なのではなく、苦手意識が強いだけの話だということです。

 それはなぜか・・・次の記事で一緒に考えてみましょう。

次の記事:なぜ日本人は英語の苦手意識が強いのか

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