コラボは、コラボレーション(collaboration)の略です。「協力」「協同」という意味です。パーツに分けると、co+labor+a+tion。co-はcommunicationのcom-と同じで「一緒に」という意味です。laborは「労働」という意味ですから、「一緒に働く」=「協力」「協同」となります。
ここでは、collaboration、laborを含めた派生語を整理してみます。
collaborationの派生語
collaborate | 協力する、共同で作業する | コラボレイト |
collaborator | 協力者、共同制作者 | コラボレイター |
collaborative | 共同の、協力的な | コラボラティブ |
collaboratively | 協力して、共同で | コラボラティブリー |
collaborationist | 協力者、特に敵国への協力者 | コラボレイショニスト |
collaboratory | 共同研究施設、共同研究所 | コラボラトリー |
laborの派生語
laboriously | 骨折って、苦労して | レイボリアスリー |
laboriousness | 労苦、骨折り | レイボリアスネス |
laboriousness | 骨の折れること、苦労 | レイボリアスネス |
labor-intensive | 労働集約的な | レイバーインテンシブ |
labor-saving | 労力節約の、省力化の | レイバーセイビング |
collaborationの語源的意味
「collaboration(コラボレーション)」という言葉は、ラテン語の「collaborare(コラボラーレ)」に由来しています。この言葉は「com(共に)」と「laborare(働く)」という2つの要素から成り立っています。「com」は「一緒に」や「共に」という意味を持ち、「laborare」は「働く」や「努力する」を意味します。したがって、「collaborare」は「一緒に働く」という意味が元々の意味となります。
英語の「collaboration」は、このラテン語から派生してきたもので、「他の人と協力して何かを行うこと」を表す言葉です。つまり、単に一緒にいるだけでなく、目的に向かって協力し合い、力を合わせて何かを成し遂げることを意味します。例えば、音楽の世界では異なるアーティストが一緒に曲を作ることを「コラボ」と呼んだりしますが、これはお互いの力を合わせて新しい作品を生み出す行為そのものです。
また、学校のプロジェクトやグループ活動などで、友達と一緒に意見を出し合いながら課題を作成するような場面も「collaboration」にあたります。このように、collaborationには「協力し合い、共に努力する」という積極的な意味が込められています。
現代社会では、異なる分野の人々が協力して新しいものを作り出すことが重要とされています。例えば、科学者とエンジニアが一緒に研究を進めたり、アーティストとデザイナーが新しいデザインを作ったりするのも、すべてcollaborationの一例です。
まとめ
- collaborationの語源はラテン語の「collaborare(共に働く)」に由来
- 他者と協力し、一緒に努力して何かを成し遂げることを意味する
- 音楽や学校のグループ活動、ビジネスのプロジェクトなど、さまざまな場面で使われる
- ただ単に一緒にいるのではなく、目的に向かって力を合わせるという意味が含まれる
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